音楽も芸術も文学も、「ロシアもの」って五感に直接訴えかけてくる作品が多い気がする。この作品もそう。ゲルマンの呟きが耳に、シルヴィオのピストルの硝煙が鼻に、百姓令嬢のサラファン(ロシアの民族衣装)の青が眼に、鮮やかに飛び込んでくるのだ。
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とおくへ
- 感想投稿日 : 2015年6月19日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2015年6月19日
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