本能寺の変 四二七年目の真実

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本棚登録 : 158
レビュー : 26
著者 :
まーこさん 歴史   読み終わった 

明智光秀の子孫が検証した本能寺の変。
巻末の参考文献の数、本文中の文献の引用の多さからいって、非常に緻密に史料を検討された上で書かれた本だと思う。
しかし「違いありません」「〜ではないでしょうか」という文言があまりにも多く話の信憑性に水をさしているように感じる。
まず通説を明示した上で一つずつトピックスを絞り、「客観的にみて矛盾すること・その裏付け」「そこから類推できること」を分けて記述し、後者をいっそ小説のように仕立てたほうが良かったのではないだろうか。
人の目を引く文章ではなくなるかもしれないが、より信頼できると思わせる文章になると思う。

内容としては、一本筋が通り納得のいく説となっている。
曰く、光秀の謀反は単独でなされたものではなく家康らとの謀略あってのことで成功の確証があった。秀吉が光秀の謀反を利用し天下を取った、と。
しかしやはり通説・史料・通説への反論・類推できる事実・そこから考えられる関係各人の思惑が渾然一体と記載されているため、頭の中でそれらを分類しながら内容の整合性を検証する必要があり読みにくかった。

レビュー投稿日
2013年11月11日
読了日
2013年11月11日
本棚登録日
2013年11月11日
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