自分にはあと、百万年もの時間が残されているかのように生きている。
そんな一節があって、どきんとしました。
まだまだこれから。
まだ何も始まっていない。
私はそんな風に生きているように思います。
「今」という瞬間が信じられないほどに、未来や過去ばかり考えて。
一分一秒大切なはずなのに、たかが一秒と見過ごしてしまう時間。
もったいないなと思いました。
けれど、そのもったいなさがなければ逆に生きられない。
どんなにがんばっても、一部の聖職者や詩人のようにそのことを悟っては生きられない。
元々が怠け者だからなのか、そのもったいなさが必要だからなのか。
でも、やっぱり極力、
今を大切にできたらどんなにいいだろう。
何回もこうやてブクログを書くけど、どれもみんな違う瞬間だったということをココロから実感したいけど、なかなか難しい。
こんな戯曲は初めて読みました。
タイトルからあまり面白そうじゃないなと思っていましたが、反省。
もっと早く読むべきだったな。
今度上演があるときは、行ってみたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
戯曲・シナリオ
- 感想投稿日 : 2012年3月21日
- 読了日 : 2012年3月19日
- 本棚登録日 : 2012年3月19日
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