学習漫画 世界の伝記 野口英世 伝染病にたちむかった医学の父

  • 集英社 (1989年9月20日発売)
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感想 : 11
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ファーブルもそうなんだけど、野口英世もまた怪物じみたエネルギーを持っていて、寝ないで勉強や研究を続けるところとか、そういった身体的な面でも特異な人だったんだろうなと推測。しかし日本人って「貧乏に耐えて出世した人」とか好きだなあ。そんな野口英世も、遊郭通いの悪癖があり、留学のためにもらった大金を遊びで使い果たしてしまったりと、やっぱり豪胆な人だったんだろうな。『当世書生気質』を読んで自分と似た名前を持ち遊び人の主人公に衝撃を受け英世に改名したくだりは笑ったし、後でWikipediaで調べたら日本で知り合った女と婚約を取り付けてその婚約持参金をアメリカへの渡航費にあてたと書いてあり、思ってるよりもヤクザだなと。こりゃ書いてないだけでアメリカや他の国でも相当遊んだんじゃないか?なんともおもしろい人である。母のシカはスペイン風邪で亡くなったそうだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 伝記マンガ
感想投稿日 : 2023年5月19日
読了日 : 2023年5月19日
本棚登録日 : 2023年5月19日

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