学術的になり過ぎず、かと言って一般向けに迎合するわけでもなく、とてもバランスのとれた良い入門書だと思った。私のように心理学を少しかじった者には、勉強したことについて、日常生活の中での心理学的な問題としてどのようにとらえるべきか考えさせてくれるし、心理学の知識のない人には、日常生活の問題をとっかかりとして、それらを心理学としてはどう考えるのかを示してくれると思うし、だんなや息子にも読ませてみたいと思った。
1点残念だったのは、最後の章で人格障害などに触れている箇所があるのだが、ページ数の関係なのかちょっと舌足らずになってしまっているような感が・・・。難しいところだけに、むしろもっとじっくりと解説していただきたいと思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
心理学
- 感想投稿日 : 2014年5月25日
- 読了日 : 2014年5月24日
- 本棚登録日 : 2014年5月25日
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