宝塚シリーズの三作目。
あとがきにも書かれているが、三作の中で一番ファンタジーが少なく、実際こんな感じなのかなと想像しながら読める。
今までショーより劇の方が好きだったが、燕尾服の端にまで神経を行き渡らせている描写をよみ、以前より前のめりでショーを見るようになった。
題材やキャラクターは好きだが、視点が色んな人に飛び、話の焦点がぼやけているように思う。主役は読者が決められるところが宝塚らしいのかなと思いながらも、小説としてはまとまっていない印象を受けた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年1月10日
- 読了日 : 2022年1月8日
- 本棚登録日 : 2022年1月8日
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