水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

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本棚登録 : 3459
レビュー : 326
著者 :
とんぼさん ミステリー小説   読み終わった 

森の中の怪しい洋館、仮面の主人、半幽閉状態の美少女、腹に一物抱えた招待客たちと紛れ込む探偵役という前作以上に王道な要素が盛り込まれている。

注意深く読めばある程度犯人の目星は尽くし、そのトリックもやはり2013年の目から見れば古く思えるかもしれないが、それをこそ楽しむべきものだと思う。もちろん自分の頭では全ての展開など予想できないので、なるほどと唸るシーンもあった。それだけ引き付ける文章だと思う。がっつり読んでも良いし、旅のお供に片手間で読んでも良い感じがする。

ラストシーンは賛否両論あるだろうが、独善的な殺人という黒さを更に飲み込むような不気味さや不思議さがあって、良い読後感を生んでくれているので、良いと思う。

レビュー投稿日
2013年4月9日
読了日
2013年4月5日
本棚登録日
2013年4月5日
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