たべる しゃべる (文春文庫 た 71-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年3月9日発売)
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本棚登録 : 287
感想 : 22

やりましたねーこれはまた。

高山なおみさん。
料理家さんですが。
高山さんが、周りのお友達の家に行って、そこの台所を使って、そこにある食材を使って料理を作ってあげるというもの。

なんですかね。
この本の最大の良さは、その人の家に行くということ。
台所を使って料理を作るということ。

台所ってその人の生活環境がもろに出ると思うし、
調味料とか、使い勝手とか、シンクの使われようとか。

お料理が美味しそうなのはもちろんですが。
自分の家で、気の知れた人と話をしながらご飯を食べるって最高じゃない!と思う本でした。
いい感じにゆるくって、私もゆるみっぱなし。

たくさんの職業の人の話を聴けるのも面白かった。
(本を読んでいるのに、話を直接聴いている感覚になるのです)

たかしくんも出てきたし。
葱が好きだって。笑

やっぱりそうですよ。
お料理は食べてもらうために、好きな人ためにグッと気持ちを込めて作るから美味しいんですよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年5月30日
読了日 : 2012年5月30日
本棚登録日 : 2012年5月30日

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コメント 1件

円軌道の外さんのコメント
2012/05/31


うわぁ〜
コレ、買おうと思ってて忘れてたぁぁ(汗)(≧∇≦)


とにかく出てくる人たちが
永積くんにしても、
写真家の齋藤さんや
川内倫子さんにしても、
いしいしんじさんにしても
みんな自分のツボなんですよね〜♪


またmaiさんのレヴューが上手いんで
余計に興味津々やし(笑)


自分もそう思います。

料理は何を食べるかじゃなくて、
『誰と』食べるかですよね(笑)(^_^)v

好きな人となら
何を食べたって
スペシャルなものになるし、

どこで食べたって
スペシャルな空間に変わる。


ああ〜お腹減ってきたなぁ〜(>_<)


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