移動手段が車、というのが当たり前の地方の町。それが如何に町を潤さず、さらなる住みにくさへと導いているのか、具体的なドイツの都市計画との比較でとてもよくわかった。同世代の30代が、ローンを組んで郊外に一軒家を建てる姿を多く見て、まだ親世代の価値観に引きずられてるんだなぁ…と感じていた。が、個人の単なる生き方、では済まされないんですね。社会はつながっている。本当はどういう豊かな暮らしがしたい?と考え続け、周りの住人たちと少しずつでも何か出来ることをしていくことだな、と思った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
シティリペア・移住・ものづくり・農業
- 感想投稿日 : 2017年8月18日
- 読了日 : 2017年8月18日
- 本棚登録日 : 2017年8月18日
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