アタリ文明論講義: 未来は予測できるか (ちくま学芸文庫)

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レビュー : 3
makabe38さん 自己啓発   読み終わった 

社会が大きく変化していることを、実感しています。
具体的にどのような価値観や行動原理が求められるのか?自分自身どのような備えをすべきなのか?不透明さや不安を感じています。
そのため、未来予測に関する書籍を、意識して読むようにしています。

この本の著者は、過去に未来予測の分野で複数の話題書を発表してきたという、フランスの知識人。
過去に大統領の顧問をつとめた経験もあり、「ヨーロッパ最高の知性」と称されているそうです。

そんな著者が、これまで発表してきた未来予測をどのように行ってきたか、そのベースとなる考え、方法を開示した一冊です。

前半は、これまで人類がどのように未来予測をしてきたのかを、幅広い視点で総括しています。

その上で、21世紀の現在、どのような形で未来予測ができるのか、その予測対象をどのように捉えるのかについて、著者の考えを提示しています。

後半部分について、以下に自分なりの要約を記述します。
・コンピュータおよびデータ収集/分析技術の発達により、データをバックグランドにした未来予測がされるようになる
・これまでは原因と結果、という視点で捉えられていたが、今後はデータと事象の相関関係に、焦点が当てられるようになる
・社会の権力は、有効なデータを収集し活用する組織が、握るようになる
・個人や個人が属する組織の未来は、従来に比べてかなり多くの部分で、予測できるようになる
・そのため、運命論的に生涯を送っているような感覚に、陥る危険性がある
・大切なのは、未来予測を踏まえて、どのような未来を作り上げていくかという意思と、その実践である

個別の内容では、健康や金融の面でどのようなデータが集められ予測が立てられているのか、といったあたりが気になりました。

そして全体としては、 どのような未来を送りたいのか?自分自身で整理しなければいけないなと、感じました。
終盤にその具体的な方法が書かれているので、大変そうではありますが、実践していきたいと思います。
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レビュー投稿日
2017年10月11日
読了日
2017年10月11日
本棚登録日
2017年10月11日
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