SHOE DOG(シュードッグ)―靴にすべてを。

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レビュー : 39
makabe38さん 企業研究   読み終わった 

ナイキを創業したフィル・ナイトが、自らの人生を振り返って書いた、自伝。

オレゴン大学を卒業し、スタンフォード大学でMBAを取得。
前途有望な若者だった、フィル・ナイト。
しかし自分の“馬鹿げた”アイデアに突き動かされ、日本に行くことを決意します。
さらに世界各国をまわってから、オレゴンに戻った彼はさっそく、自分のアイデアを実行します。
最初は“兼業”で、そして事業が忙しくなってからは専任で、自らが考える、シューズに関する事業を立ち上げていきます。
その過程を、当事者ならではの生き生きとした筆致で、描いています。

まずは恥ずかしながら、ナイキ社の創業に日本の会社が関係していたということを、初めて知りました。
西海岸というロケーションも、ナイキ社の創業と発展の大きなポイントになっているのですね。

そして今ではお馴染みとなったロゴや、製品の名前の決まり方、さらに“スパイ”のエピソードなど、今から振り返ると乱暴に感じる内容も盛り込まれています。
逆に言うと、20世紀後半のビジネス界は、混沌とした中でのスピード感や熱気というものが、事業の行方を左右していたのだなと、受け取りました。

会社が大きくなっても、大きいからこそ増える、さまざまなトラブル。
そのトラブルに、持ち前の“負けず嫌い”の精神で立ち向かう、フィル・ナイト。
読み物として面白いので、先へ先へと、ページをめくってしまいました。

その中で随所に、事業を起こし大きくしていくことの面白さとそのポイントが、織り込まれています。
事業成功者の自伝の中でも、独特の輝きを放つ一冊だと思います。

レビュー投稿日
2018年5月29日
読了日
-
本棚登録日
2018年5月29日
1
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