陽気なギャングは三つ数えろ (祥伝社文庫)

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本棚登録 : 78
レビュー : 6
著者 :
makabe38さん 小説   読み終わった 

映画化された作品も多い人気作家、伊坂幸太郎。
その作品群ではあまり多くはない、“シリーズもの”。
その一つ『陽気なギャング』シリーズの第3弾が文庫化されていたので、電子書籍版で読むことにしました。

主人公は4人のギャング。
いきなり、彼らが銀行強盗をするシーンから始まります。
そんな“非日常”を冒頭で描写しながら、話はさらりと、4人がホテルのロビーに集まる場面へと切り替わります。

一見、ふつうの光景に思えますが、彼らに次々と降りかかるトラブルの数々。
4人はそれぞれのトラブルを切り抜けられるのか・・・という始まり。

自分たちの身に降りかかった災難に立ち向かう姿が、4人それぞれの視点でテンポ良く描かれていきます。

どこまでが計算でどこからが想定外なのかわからない展開に、今回も先へ先へと、あっという間に最終ページまで読み進めてしまいました。

基本的には4人が繰り広げる頭脳戦?や活劇を楽しむ小説だと思います。
そんな中でも、以下のようなことが頭の中に巡りました。
・人の不幸を飯の種にして生きている人がいる、逆に考えればそれだけニーズがある
・何が悪で何が善なのか、その判断は情報の伝え方で反転する

あとがきによると、前作から9年ぶりの発表だったとのこと。
次回作は発表されるのか?それはいつになるのか?
想像しながら、楽しみに待ちたいと思います。
 
『火星に住むつもりかい?』伊坂幸太郎
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B07D48TMBL
 
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レビュー投稿日
2019年4月2日
読了日
2019年4月2日
本棚登録日
2019年4月2日
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