普段はあまりエッセイや評論を読まないのですが、この本は読みやすく、通読する事が出来ました。
話の中心は、今までの常識を覆す様な「乱読のススメ」なのですが、その他にも読書論や編集者論、朝型生活のススメなどなど読書や書籍、思考全般に関する事が豊富な具体例と共に論じられていて、「知の巨匠」がどうやって出来上がったのか気になる方にも勧めたい一冊になりました。
記憶の新陳代謝、忘却によって変化する記憶の美しさ=自然忘却の重要性というのに、忘れっぽい私は励まされました(笑)。
難しい言葉で難しく論じなくても、高度な事を論じられるのだなあと思った一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本のエッセイ・ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2014年6月2日
- 読了日 : 2014年6月2日
- 本棚登録日 : 2014年6月2日
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