わたしの理解じゃ追いつききれてない。文学史的背景と考え合わせればより重要性がわかるのかもしれない。
でも、それよりも、この淡々としてる感じ。世界の無意味さをひたすら突きつけられる。無味乾燥とした、不条理さ。一貫性の無さ。悲劇は滑稽ですらある。何もかもが無意味であるということ。この鋭敏な文章が物語ることは、その空しさを語りきることですこしだけ救おうとしてるのかなあ、どうなのかなあ、希望を持ってたいだけかなあ。すくわれたい。
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- 感想投稿日 : 2011年12月5日
- 読了日 : 2011年12月5日
- 本棚登録日 : 2011年12月5日
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