バケモノの子 オフィシャルガイド

  • KADOKAWA (2015年7月10日発売)
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本棚登録 : 23
感想 : 6
4

新宿TOHOで鑑賞。
とにかく声優たちがみんないい仕事をしている。といっても、専門の声優さんではなくて役者たちを起用しているのだが、これが本当に聞きやすくて、しかも説得力のある台詞を語っていく。広瀬すずは、テレビとかで見るとバカっぽいのに役者のときはきちんとやる奴。感心した。
さてストーリーとしては、なかなかテーマとしては扱いづらい「父と子」という関係を真正面から描いている。ここには「母親」はほとんど現われない(それは熊徹のライバルである猪王山一家の描き方もそうで、母親はほとんど姿を現わさない)。それできちんと最後までぶれなく話が進むのだから私は感心した。瑕瑾を言えば、最初から物語の真の悪役が何となく分かっちゃうところ。ここはもうちょっと観客を騙してほしかったなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 非ホラー部門
感想投稿日 : 2015年7月27日
読了日 : 2015年7月27日
本棚登録日 : 2015年7月27日

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