デイヴィッド・クローネンバーグの作品だし、タイトルのイメージだけでアメリカの犯罪者列伝とかそういう感じかなぁと思っていたのですが、このタイトル「ヒストリー・オブ・バイオレンス」の「ヒストリー」は歴史という意味ではなくて、「過去」っていうくらいの意味。"He is a history."(彼はもう過去の人だよ)とか"This is a history."(それはもう昔話だよ)っていうような感じで映画の台詞でもよく使われる。だからこの映画の題名は「暴力の記憶」とか「暴力の過去」くらいの意味。このごろは何でも原題をカタカナのままで公開するけれども、ちょっと考えてほしいなぁと思った次第。
しかし、主人公の殺人技がハンパないね。ここまで行くと、ちょっと笑っちゃうくらい。
読書状況:読み終わった
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非ホラー部門
- 感想投稿日 : 2011年12月19日
- 読了日 : 2011年12月19日
- 本棚登録日 : 2011年12月19日
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