1章 仏像少年、2章 青春という名の荒業、がとにかく馬鹿馬鹿しくて面白くて、笑いました。
仏教の話を交えてるんだけど、中二病的な要素もいっぱいあって哲学的でもある。特に仏教中学の話がサイコー。
全体通して造語のオンパレードは、必読。
3章以降は仏教のお話により重きを置いて書かれてます。これも面白い。
仏教の用語的に知っていることが多かったけれども、話し口、切り口が楽しいので、どんどん読めます。
4章の地獄の話が、とても興味深かった。
地獄がこんなにたくさんあって、何十何百兆年も苦しめられるところだったなんて!こわい!そしてやっぱり面白い。
マイ仏教。
自分だけの念仏を唱える。
ぶつぶつ。
これは突然実用的。
マイ住職を自分の中に住まわせる発想。
己との対話。自分無くしの対話。
新書の最終ページの白黒のみうらじゅんから後光がさしてる気がしきた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年8月30日
- 読了日 : 2020年8月30日
- 本棚登録日 : 2020年8月29日
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