ただでさえ評判が良いとはいえなかったのに、ついに物の怪憑きにまでなってしまった瑠璃との結婚を大反対する母と乳兄弟の守弥に手こずる毎日の高彬。
そんな中、都では謀反人の僧――唯恵――が現れたと噂になり、高彬は捜査に乗り出す。
なんとか騒動は収まったが、高彬の右大臣家では新たな問題が。吉野で静養中の瑠璃への手紙を守弥が握り潰していたことを知った高彬は、守弥に今後一切の取次ぎを禁じた。
それもこれも、瑠璃などという年上でわがままで挙句物の怪憑きなどという女の影響だと思い込んだ守弥は2人が別れるよう、本格的に始動する。
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- 感想投稿日 : 2010年1月25日
- 読了日 : 2010年1月25日
- 本棚登録日 : 2010年1月25日
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