以前から事あるごとに瑠璃を持ち上げ、高彬の嫉妬心を刺激してきた謎の男・帥の宮。
三条邸に仕える新人女房の早苗が帥の宮邸の家人に言い寄られたり、瑠璃と喧嘩して居づらくなった煌姫を引き取ろうとしたりと、露骨なほど瑠璃の周辺に関わってくる。
高彬との円満な新婚生活がかかっている瑠璃は、帥の宮をおびき出して懲らしめようと、腹心の小萩、帥の宮の愛人の座を狙う煌姫、唯一の男手の守弥と協力して計画を練る。
守弥の一計にて、子宝祈願という名目で両親を含めた邸内ほとんどの人間を追い出し、ほぼ空の三条邸に帥の宮が忍んで来やすい状態を作り出すことに成功。
あとは瑠璃に化けた煌姫と間違いを起こせば、煌姫は愛人の座を確保でき、瑠璃は捕縛に成功することができる。さあ、来るなら来い!!
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- 感想投稿日 : 2010年1月30日
- 読了日 : 2010年1月30日
- 本棚登録日 : 2010年1月30日
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