14歳になったキキ。キキがアイデンティティの探索を進める巻になっています。
1巻に比べると物語としての起伏には欠けますが、「人から見た魔女のイメージ」と自分のギャップに苦しむ姿は、思春期の始まりを彷彿とさせます。
1巻の頃は何でもできると思っていたキキが、自分には何もできないことを実感し、また、「普通」の魔法をもたない人々にも、不思議(にみえる)力を持っている人が様々いることを知って、時々モヤモヤしながらも、成長していきます。親のような気持ちで見守っています。爽やかな読後感でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年10月24日
- 読了日 : 2023年10月20日
- 本棚登録日 : 2023年10月20日
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