お気に入りは「倚りかからず」「笑う能力」「苦しみの日々 悲しみの日々」「水の星」。「自分の感受性くらい」でも思ったが、歳を取って飛び上がるほどうれしいことや大爆笑することがなくなってしまうんだとしたら、かなり寂しい。だからこそ、嬉しいことを嬉しく、面白いことを面白く捉えられるようにしておくことが大切なのだろうと思う。
最後の詩集であり作者自身もご高齢だったからか、現代を嘆くような詩もあった。やはりピシャリと叱られるような印象。
更に目まぐるしくなった今を見たら、作者はなんと言うんだろうか。
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- 感想投稿日 : 2021年1月3日
- 読了日 : 2020年12月5日
- 本棚登録日 : 2021年1月3日
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