後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)

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  • 岩波書店 (2011年9月17日発売)
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後世への最大遺物

・後世へ遺すものには「金」「事業」「思想」がある。

・我々の今日の実際問題は、煎じ詰めてみれば、やはり金銭問題。

・事業とは、すなわち金を使うこと。
 金のないものが、人の金を使うて事業をする。

・青年を薫陶して、私の思想を若い人に注ぐ。すなわち著述と教育。

・思想のこの世の中に実行されたものが、事業。

・文学とは、我々の心のありのまま。

・先生になる人は学問ができるよりも、学問を青年に伝えることができる人。

・最大遺物(誰にも残すことができ、利益ばかりあって害がない)は、
 「勇ましい高尚なる生涯」である。

・失望の世の中にあらずして、希望の世の中であると信ずること。

・反対があればあるほど、面白い。


デンマルク国の話

・簡単ではあるが、容易ではない。 (複雑→単純 ≠ 簡単→困難 挑戦・継続)

・外に拡がらんとするよりは、内を開発すべき。

・国を興さんと欲せば樹を植えよ、植林これ建国である。

・「植林は、王者の業なり」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社長学
感想投稿日 : 2018年5月6日
読了日 : 2018年5月6日
本棚登録日 : 2018年5月6日

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