"古代ギリシャで実際に起きたトロイ戦争を、ブラッド・ピットとオーランド・ブルームの共演で描くスペクタクルアクション。(Amazon.co.jpより)
2004年製作だが、多少古臭さを感じてしまったのは何故だろう。物語がギリシャ神話を題材にしているだけあって、シーンやカット割りなど斬新さを感じなかったからかな?しかし、これぞ映画の王道といった壮大なスケールで演出しているところはさすが。
主演アキレス役のブラット・ピッドが筋骨隆々のカラダで暴れまくる。アキレスは伝説の無頼漢で、王様に媚びへつらうことなく己の信念に基づいて行動していた。そんな姿を追っていると、男って強くなきゃダメだな・・と憧れに近いものを感じてしまう。また、ヘクトル王子役のエリック・バナがとても好演している。エリック・バナと言えば、ブラックホーク・ダウンのフート・ギブソン二等曹長役が印象的だったのだが、真逆の理想の王子役を完璧に演じていた。アキレスとの決戦は手に汗握る名シーンだ。
ギリシャ神話なのでエンディングが分かってしまうが、それなりに楽しめた。バタバタと死んでいく戦士たちを見ていると、古代ギリシャへ抱く世界史ロマンなど吹っ飛ぶ。恐ろしい時代だ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画・ドラマ
- 感想投稿日 : 2010年7月3日
- 読了日 : 2010年7月3日
- 本棚登録日 : 2010年7月3日
みんなの感想をみる