少年王・エドワードが毒殺され、担ぎ出された新女王・ジェイン。しかし貴族たちの裏切りにより王位を追われる。『これが王族に刃向かった者の末路か?』婚約者で、エドワードの影武者であった少年・ジョンはジェインと王宮を脱出。影武者の監視役でもあるフランシスが二人の行く手を阻むことも知らずに……? そして姉・メアリが王位を取り戻したことで、その妹・エリザベスと影武者・ロバートは王宮へ戻るも待ち受けていたのは……?
ジェインがひたすらに気の毒。本人の知らない間に政権争いの道具にされて、勝手に担ぎ上げられた挙げ句に放り出されて…おまけに恋人も死んじゃうしね。まさかここまでジェイン擁立が一瞬だとは思わなかった。
あのメアリ王女がこんなに支持されてるなんて意外だったなぁ。ずっと嫌味だけど存在感はさほどない姫だと思ってたのに。
しかもエドワードの危惧してた通り、あんまりよろしくない王様になりそうだし。ここまで王位に固執していたとは。というかエリザベスと仲良く無いとは思ってたけどそんなに嫌っていたのか。
ジョンはジェインの事を本当に大事にしてて、残念な結末だったけど…エドワード殺したのは彼だしなぁ、あんまり素直には同情できない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年6月2日
- 読了日 : 2017年6月2日
- 本棚登録日 : 2017年6月2日
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