乱歩と東京 (ちくま学芸文庫)

  • 筑摩書房 (1994年1月1日発売)
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感想 : 20
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アースダイバーを読んでから明治から今までの東京の街がどのように変貌し、今の現存する名残のようなものを見つける読書も好きになった。東京の空間人類学なども読み、たまたま目に入ったこの書も同様に良いものだった。乱歩が果たしてどこまで東京と関係性が町としてあるかは筆者も少し疑問を相しているが、街と文化の密接は必ずあると思う。今まで読んだものは地形学や、経済に基づく都市の変化だったので、この本では自分が住んでいたらこのように感じていたかもと想像しながら読むことができて楽しかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年5月12日
読了日 : 2024年5月12日
本棚登録日 : 2024年5月12日

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