気骨稜々なり

著者 :
  • 小学館 (2013年10月23日発売)
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本棚登録 : 60
感想 : 7
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島井宗室、博多の商人としてタイトルの如く気骨稜々と生きた人。
読み始めは、名もない商人から血気盛んに頭角をあらわす生き様にぐいぐいと物語に引き込まれたけれど、後半、織田、豊臣と大きな力に抗えず政へ身を投じざるを得なくなってからはイマイチ魅力を感じなくなってしまった。当人の苦悩はわからなくもないけれど、どうも気骨の部分が感じにくい…。変わりゆく時代はあまりにも淡々と描かれていて、夢中になりきれず…。
とりあえず幕末以外の時代物を初めて読みましたとさ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2014年10月25日
読了日 : 2014年10月25日
本棚登録日 : 2014年10月25日

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