脱構築 (思考のフロンティア)

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本棚登録 : 93
レビュー : 4
著者 :
別府さん 1XX.哲学総合   読み終わった 

副題:Déconstruction
著者:守中高明(フランス文学・比較詩学、詩人)

 120頁ほどの薄い本でも、中身はみっしり。刊行されてから16年経ちますが、まだまだ内容は古びないようです。

【出版社の内容紹介】
■体裁=B6判・並製・カバー・144頁
■品切
■1999年12月22日
■ISBN4-00-026425-7 C0310
 西洋形而上学への厳密な問い直しである脱構築.それはデリダという固有名,彼の哲学的コンテクストのみに関係しているわけではない.「出来事としての脱構築」は,単なる分析の技法を越えて,現代の実践的諸問題への批判的介入を可能にし,新たなコンテクストを生成させる.それは我々の思考にどのような地平を切り拓くのか.
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/7/0264250.html


【目次】
はじめに――21世紀の読者へのイントロダクション [iii-vii]
目次 [ix-x]

I デリダと脱構築 001
第1章 脱構築という出来事 001
  1 「構造」の時代の中から 001
  2 「定義」の試み 006
第2章 エクリチュール・痕跡・差延――形而上学とその「外」 011
  1 「フォーネー=ロゴス中心主義」の不安 011
  2 二項対立から「差延」のエコノミーへ 017

II 脱構築的コミュニケーション 025
第1章 フェミニズム――性的差異の舞台 025
  1 フェミニズムの現在形 025
  2 「ファルス中心主義」の脱構築 029
  3 非-固有性としての「女」 037
第2章 翻訳と他者の言語 043
  1 クレオールと混成的アイデンティティ 043
  2 翻訳の詩学と政治学 050
  3 「母語」という幻想をこえて 062
第3章 手紙――エクリチュールの行程 067
  1 宛先という謎――カフカ、1912年 067
  2 メッセージ・迂回・コミュニケーション 072
  3 手紙としての存在 084
第4章 脱構築のエチカ――共同体なき結び合いへ 090
  1 弔いの政治 090
  2 2つの喪――責任=応答可能性の場所へ 095
  3 共同体なき結び合い 103

III 基本文献案内 111

あとがき(1999年10月17日 守中高明) [121-122]

レビュー投稿日
2015年12月27日
読了日
2016年6月3日
本棚登録日
2015年12月27日
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