現代霊性論 (講談社文庫)

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著者 :
別府さん 16X.宗教   積読 

【目次】
目次 [003-007]
文庫版のためのまえがき(二〇一三年三月 内田樹) [011-017]

第一章 霊って何だろう? 019
神さまや幽霊については現象学的アヲローチが有効です/WHOによる霊性への取り組み/日本の祖霊信仰と死生観の変遷/地名と「場の力」/繁華街の多くは霊的スポット?/身体感度を鈍くする現代人

第二章 名前は呪い? 047
名づけることは呪うこと/霊に個性はあるのか/名前の持つ力/男女共同参画社会の欺隔/「自明の前提」を系譜的に考えてみる/「葬式をやらない」は許されない

第三章 シャーマン、霊能者、カウンセラー ――民間宗教者のお仕事 077
供養とは故人のふるまいを繰り返すこと/コミュニケーションの三タイプ/大衆の生活に入り込んでいた民間宗教者/名医とシャーマニズム医療

第四章 スピリチュアル・ブームの正体 095
都市ほど占いが流行る/宗教の本質と「魔境」/メジャー宗教の裏バージョン/「ハレ・ケ・ケガレ」の三態/「ハレの常態化」とその危険/ポスト新宗教とナショナリズム/危険な宗教の「つまみ食い」/オウム真理教はマジだからああなった

第五章 日本の宗教性はメタ宗教にあり 129
大本を作った出口王仁三郎/鈴木大拙が考えた霊性/コナン・ドイルとスピリチュアリズム/宗教と国家権力/シャーロック・ホームズの推理法/村上春樹の作品に見る霊的な説話/本物の哲学者は幽霊の話をする?/ポスト新宗教に影響を与えた「神智学協会」/アメリカの宗教性の変遷/ヨーガ、スピリチュァル・ケアから『死ぬ瞬間』まで/日本独自の「スピリチュアル・コンベンション」

第六章 第三期・宗教ブーム―― 一九七五年起源説 167
日本に三度あった宗教ブーム/カルトかどうかのチェック・ポイント/宗教が持つ三つの特徴/一九七五年という分岐点/新入社員のボーナスが五百万円だった時代/カウンセラーは信用できない/閉じた教団には要注意

第七章 靖國問題で考える「政治と宗教」 195
首相の靖國参拝に反対する理由/高橋哲哉と小林よしのりの共通性/死者を正しく祀らないと崇る/「死者の声が聞こえる」という傲慢/宗教を道具化する靖國問題/靖國神社に求められる覚悟/世俗と宗教を分離するイスラム/国民国家は新しい概念

第八章 宗教の本質は儀礼にあり 221
ユダヤ教が繋いだユダヤ人の民族性/イスラムにおける「ラマダーン」の絆/宗教と一流詐欺師の共通点/「お悔やみ」の難しさ/「共食」と「個(孤)食」

第九章 宗教とタブー 243
「いただきます」は宗教行為か?/「お清めの塩」の問題/生き物から食べ物への移行/儀礼が軽視されてきた近代社会/「お経はわからないから、ありがたい」場合もある/儀礼の持つ「裏の顔」/インドには泥棒のカーストがある/だんじり祭の美意識/タブーとしての「豚食」/事件は橋の上で起こっている/クロスロードは異界へのドア/起源が言えないのが儀礼

質問の時間 278

おわりに(釈徹宗) [322-327]
図表「おもな新宗教・ポスト新宗教の推移」 [114-117]

レビュー投稿日
2016年12月7日
本棚登録日
2016年5月3日
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