オペラ座の怪人 (光文社古典新訳文庫 Aカ 2-1)

  • 光文社 (2013年7月10日発売)
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原題:“Le Fantôme de L'Opèra”, 1910
原著: Gaston Leroux(1868-1927)
翻訳:平岡 敦(1955-)


【目次】
 「オペラ座断面図」 Charles Garnier, "Coupe Longitudinale", Le Nouvel Opèra de Paris
 「オペラ座平面図」 Charles Garnier, "Plan du 1er Etage", Le Nouvel Opèra de Paris

序  いかにしてこの奇妙な物語の語り手は、オペラ座の怪人が実在すると確信するに至ったのか? まずはそれをここで、読者にお話することとしよう。
1  怪人、あらわる?
2  新たなマルガレーテ
3  ここでドゥビエンヌ、ポリーニ両支配人は、オペラ座の新たな支配人アルマン・モンシャルマン、フィルマン・リシャール両氏に、国立音楽アカデミーを去る不可思議な真の理由を初めて内密に打ち明ける。
4  五番ボックス席
5  五番ボックス席(承前)
6  魔法のバイオリン
7  五番ボックス席の点検
8  フィルマン・リシャール、アルマン・モンシャルマン両支配人が恐れ知らずにも呪われたホールで『ファウスト』の上演を決行し、それによって忌まわしい事件が起きたこと。
9  謎の二人乗り箱馬車
10  仮面舞踏会で
11  「男の声」の主の名は、忘れねばならない
12  切り穴の下で
13  アポロンの竪琴(たてごと)
14  切り穴好きの名人芸
15  安全ピンの奇妙な経緯(いきさつ)
16  「クリスティーヌ! クリスティーヌ!」
17  ジリーおばさんが明かした、オペラ座の怪人との驚くべき個人的関係
18  安全ピンの奇妙な経緯(いきさつ)の続き
19  警視と子爵とペルシャ人と
20  子爵とペルシャ人
21  オペラ座の奈落で
22  オペラ座の奈落でペルシャ人が味わった興味深く、示唆に富む苦難
23  責め苦の部屋のなかで
24  責め苦の始まり
25  「樽、樽! お売りになる樽はありませんか?」
26  サソリをまわすべきか、バッタをまわすべきか?
27  怪人の愛の終わり
エピローグ

解説/平岡 敦
ガストン・ルルー年譜
訳者あとがき (二〇一三年六月)

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 9X3.小説・物語
感想投稿日 : 2016年1月8日
本棚登録日 : 2016年1月8日

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