アタリ文明論講義: 未来は予測できるか (ちくま学芸文庫 ア 31-2)

  • 筑摩書房 (2016年9月7日発売)
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感想 : 5

原題:Peut-on prévoir l'avenir ?, Fayard, 2015
著者:Jacques Attali (1943-)
訳者:林 昌宏(1965-)

・原書の商品ページ
http://www.fayard.fr/peut-prevoir-lavenir-9782213686752


【筑摩書房の】
定価:本体1,000円+税
Cコード:0120
整理番号:ア-31-2
刊行日: 2016/09/07
ページ数:256
ISBN:978-4-480-09751-4
JANコード:9784480097514

 文明の浮沈は常に先を読む力に左右されてきた。混迷を深める現代社会にその力はあるか──。EUの予言者と称される碩学が予測術を軸に語る文明論。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480097514/



【目次】
日本語版への序文(二〇一六年七月二一日 ジャック アタリ) [003-005]
目次 [007-008]

はじめに――未来は予測可能か 015

第1章 天の予言、神々の権力 037
民衆の未来を語る/未来の全体像を解読する/未来のエッセンスを暴き出す/なぜこれらの予言テクニックをいまだに信じるのか

第2章 時間を操る、人間の力 081
予言から逃れる――自由と恩寵/天気予報/高まる時間の価値――思索と予想/“歴史”の意義――長い時間/予測術を身につけるための四つのメソード

第3章 偶然を制御する、マシンの威力 119
モデル―シミュレーション、予測、予言/偶然性に回帰する/予言する独裁者

第4章 私の未来予測 179
自分自身の未来を予測する/身近な人や見ず知らずの他人の未来を予測する/企業の未来を予測する/国の未来を予測する/人類の未来を予測する

結論 [218-221]
謝辞 [222-223]
訳者あとがき(二〇一六年六月二七日 林昌宏) [224-229]
参考文献 [230-254]

読書状況:積読 公開設定:公開
カテゴリ: 3XX.社会科学各論
感想投稿日 : 2016年9月12日
本棚登録日 : 2016年9月12日

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