激減四間飛車党の激増書庫

『マンガの認知科学――ビジュアル言語で読み解くその世界』
原題:The visual language of comics: Introduction to the structure and cognition of sequential images
著者:Neil Cohn
訳者:中澤 潤
発行:北大路書房
版型:A5判 上製
頁数:288
定価:4,800円+税
ISBN:978-4-7628-3108-9
CコードC3011
形式:単行本
発売年月日:2020年6月20日

【目次】
日本の読者の皆さんへ


第1章 ビジュアル言語入門
 「ビジュアル言語」とは何か?
 ビジュアル言語の構造
 本書の概観


◆第1部 ビジュアル言語の構造 

 疑念1――コマは恣意的なサインではない
 疑念2――コマの体系的な語彙はない

第2章 ビジュアル語彙〈1〉――ビジュアルな形態 
 ビジュアル語彙
 開放系語彙項目
  スキーマの連結/結論
 閉鎖系語彙項目
  拘束形態素・接辞付加/補充・ウムラウト/重複
 結論

第3章 ビジュアル語彙〈2〉――コマと構文
 コマの一定性
  補充コマ/コマのテンプレート/注意単位としてのコマ
 ビジュアル言語の構文
  マルチモーダルな構文
 結論

第4章 ビジュアル言語文法――物語構造
 コマの系列を理解するための三つの考え
  1.コマの推移/直線的な一貫関係 / 2.雑多な推移 / 3.一般的認知スクリプトスキーマ/結論
 基本的物語カテゴリー
  ピーク/開始/解放/確立/延長/定位/要約
 ビジュアル物語の構成素構造 
  修飾/要約
 談話と映画
 結論

第5章 コマの配置構造による視線誘導
 コマ配置の問題
  コマの配置構造のバリエーション/コマの配置構造の理解
 コマの配置構造の制約
  埋め込み構造/記述的ツリー構造/無限のキャンバス
 結論

第6章 ビジュアル言語の認知
 グラフィック形態
  動線/キャリア
 物語文法
  物語カテゴリー/構造と意味の分離/構成素構造/ビジュアル物語と脳
 流暢性


◆第2部 世界のビジュアル言語

第7章 アメリカのビジュアル言語
 グラフィック構造
  アメリカの主流のビジュアル言語――カービアン/カートゥーン系のアメリカのビジュアル言語――バークシアン/インデペンデント系のアメリカのビジュアル言語/芸術観点と言語観点
 形態
 物語文法
 言語なのか方言なのか

第8章 日本のビジュアル言語 
 グラフィック構造
 形態
 物語文法
  ビジュアル言語文法の違い
 日本と海外での影響
  ビジュアル言語の伝播/言語接触

第9章 中央オーストラリアのビジュアル言語
 文化的役割
 グラフィック構造
  空間定位
 語彙と形態
  静的サイン/動的サイン
 物語文法
  消去/物語構造/系列的制約
 文化と構造との出会い

第10章 等価原理
 その他の研究領域
 結語

訳者あとがき

索引
原註 
参考文献
画像出典

2020年6月2日

【書誌情報】
著者 奥田祥子
ジャンル 社会学
出版年月日 2020/04/30
ISBN 9784771033580
判型・ページ数 A5・214
定価 本体2,800円+税
http://www.koyoshobo.co.jp/book/b508777.html

【簡易目次】
目次
序 章 「社会的うつ」とは
第1節 うつ病問題の深層 
第2節 本書の視点とアプローチ 
第3節 本書の構成 

第1章 日本におけるうつ病をめぐる状況
第1節 うつ病患者数の増加 
第2節 うつ病を中心とする精神障害の労災請求・認定件数の増加 
第3節 うつ病患者増による企業・社会的経済損失
第4節 職場のメンタルヘルス対策に関する国の指針 

第2章 抗うつ薬とうつ病患者増
第1節 抗うつ薬の市場拡大とうつ病患者増 
第2節 SSRI発売後の処方増と患者増の国際比較 
第3節 薬物療法に傾倒した日本のうつ病治療 
第4節 製薬会社の疾病啓発キャンペーンとDisease Mongering 

第3章 うつ病の操作的診断
第1節 DSMの操作的診断基準 
第2節 日本における伝統的診断方法 
第3節 操作的診断の功罪 
第4節 うつ病診断範囲の拡大 

第4章 メディア報道の影響力
第1節 うつ病に関するメディア報道分析 
第2節 「逸脱」から「大衆的」病へ 
第3節 社会的意味づけとオーディエンスの認知・行動 
第4節 新たなスティグマづくりとセンセーショナリズム
 
第5章 うつ病休職者の社会的要因の探索
     ―インタビュー調査から
第1節 うつ病休職者の心理に迫る 
第2節 「うつ病」診断を求める患者と主治医の対応 
第3節 「うつ病」診断に潜む社会的要因の可能性
 
第6章 うつ病休職者の社会的要因の検証
     ―ケース開発による再診断から
第1節 主治医診断の背景にある社会的要因を探る 
第2節 「診断しない」が八割強 
第3節 患者の要望、企業内制度、主治医の意図 

終 章 「社会的うつ」のない社会に向けて
第1節 うつ病休職者からみる社会的要因 
第2節 「社会的うつ」にみる社会問題の医療化 
第3節 臨床判断における「社会的うつ」否定の可能性 
第4節 医療、産業保健面での対策 
第5節 企業など組織、社会、個々人はどうあるべきか

2020年5月30日

カテゴリ 分類保留
タグ

【書誌情報】
マイクロクレジットは社会的課題解決のためにどこまで介入できるのか。先進国特有のテーマと向き合う、新しい手法の可能性に迫る。

編著者:佐藤順子
ジャンル 経済 > 金融
経済 > 社会政策
社会福祉
出版年月日 2016年02月20日
ISBN 9784623074495
判型・ページ数 A5・284ページ
定価 本体6,000円+税

マイクロクレジットは、昨今広く注目を集めている。しかし、バングラディシュのグラミン銀行など、途上国における研究は目立つが、先進国でのマイクロクレジットの実態について研究をまとめたものは少ない。そこで本書では、日本・アメリカ・イギリス・フランスにおけるマイクロクレジットの最新動向を紹介する。セーフティネット貸付が貧困や多重債務などをどう解決し、金融格差を是正するか、その可能性に迫る。

[ここがポイント]
◎ 先進諸国のマイクロクレジット研究はまだ少なく、貴重な研究成果である。
◎ 格差拡大は先進諸国共通の課題であり、解決策の一つとして期待されている取り組みである。
https://www.minervashobo.co.jp/book/b210641.html

【目次】
はしがき

序 章 マイクロクレジットの国際比較(佐藤順子)
     ——展開と課題

第1章 日本におけるマイクロクレジットの形成と社会福祉政策(角崎洋平)
    ——無尽から世帯更生資金貸付へ
 1 「日本のマイクロクレジット」史研究
 2 無尽・信用組合・小資融通
 3 庶民金庫の設立と再編
 4 世帯更生資金貸付制度の創設へ
 5 歴史にみる貸手と借手の互恵的関係

第2章 日本における生活困窮者向け貸付(佐藤順子)
    ——福祉貸付としての生活福祉資金貸付事業を中心に
 1 生活福祉資金貸付事業とは
 2 世帯更生資金貸付制度から生活福祉資金貸付事業へ
 3 新しい資金の創設と生活福祉資金貸付事業の変質
 4 多重債務問題と総合生活支援資金
 5 貸付目的における「防貧」と「救貧」のボーダーレス化
 6 これからの生活福祉資金貸付事業を展望する

補論1 フードバンクとマイクロクレジット(佐藤順子)
    ——心のレストランとパルクール・コンフィアンスの取組み

第3章 日本の生活協同組合などによる貸付事業(角崎洋平)
    ——金融包摂の実践と福祉的意義
 1 「金融への包摂」か、「金融への排除」か
 2 金融包摂の歴史としての生協の貸付事業史
 3 現代における生協などの貸付事業
 4 生協などの貸付事業からみる福祉貸付制度の意義

第4章 アメリカ合衆国におけるマイクロクレジット(小関隆志)
   ——政府の庇護下で堅実に成長
 1 アメリカにおける金融の社会的排除問題
 2 政府による金融包摂の政策
 3 マイクロクレジットの活動
 4 零細企業育成組織の事例——Accion East
 5 アメリカのマイクロクレジットの特徴と課題

補論2 アメリカにおける延滞者支援(小関隆志)

第5章 イギリスにおけるマイクロクレジット(小関隆志)
    ——岐路に立たされるマイクロクレジット業界
 1 金融排除の状況
 2 金融包摂政策
 3 マイクロクレジットの活動
 4 イギリスのマイクロクレジットの特徴と課題

補論3 イギリスにおける消費者向けマイクロクレジット(小関隆志)

第6章 フランスにおけるマイクロクレジット(重頭ユカリ)
    ——事業向けマイクロクレジットと個人向けマイクロクレジットの実態
 1 EUにおけるマイクロクレジット
 ...

続きを読む

2020年5月29日

『財務会計講義〈第21版〉』
著者:桜井 久勝
定価:4,180円(税込)
発行日:2020-03-17
A5判/464頁
ISBN:978-4-502-34781-8


第21版では、2019年7月に公表された時価算定会計基準とそれに伴う会計基準等の改正、および2019年10月に公表されているASBJ公開草案をフォローするとともに、改正のない箇所も、適宜よりわかりやすくなるように見直しています。

本書は毎年制度改正を完全にフォローして出し続けていることに、大きな意義があると思います。
また、われわれは、販売面を考慮して、どうしても改正事項を必要以上に「ここが変わった」と言いがちですが、それが繰り返されると非常にいびつなテキストになってしまいます。
この点、桜井先生は財務会計全体の枠組みを常に意識されおり、その中で各論点や改正事項はどの程度の比重で解説するかを十分考慮されて、執筆・改訂いただいています。
したがって、全体の枠組みの中で、各論点や改正事項の重要性がどの程度のものかがよくわかるという点も、本書の大きな特徴の1つといえると思います。
https://www.biz-book.jp/%E8%B2%A1%E5%8B%99%E4%BC%9A%E8%A8%88%E8%AC%9B%E7%BE%A9%E3%80%88%E7%AC%AC21%E7%89%88%E3%80%89/isbn/978-4-502-34781-8

【簡易目次】


財務会計講義〈第21版〉

[著者プロフィール][このウィンドウを閉じる]
目次

 第1章  財務会計の機能と制度 
第1節 会計の意義と領域
第2節 財務会計の機能
第3節 企業会計への法規制

 第2章  利益計算の仕組み 
第1節 企業活動と財務諸表
第2節 複式簿記の構造
第3節 利益計算と財務諸表

 第3章  会計理論と会計基準 
第1節 会計基準の必要性
第2節 会計基準の設定と問題点
第3節 演繹的アプローチの展開
第4節 企業会計原則の一般原則
第5節 会計情報の質的特性

 第4章  利益測定と資産評価の基礎概念 
第1節 現金主義会計と発生主義会計
第2節 発生主義会計の基本原則
第3節 資産評価の基準

 第5章  現金預金と有価証券 
第1節 資金運用活動の資産と収益
第2節 現金および預金
第3節 有価証券
第4節 デリバティブとヘッジ会計
第5節 キャッシュ・フロー計算書

 第6章  売上高と売上債権 
第1節 営業循環における収益の認識
第2節 収益認識に関する会計基準
第3節 契約と履行義務の識別
第4節 取引価格の算定と配分
第5節 履行義務の充足による収益の認識
第6節 一時点での収益認識
第7節 一定期間にわたる収益認識
第8節 収益認識に関する表示と注記
第9節 売上債権

 第7章  棚卸資産と売上原価 
第1節 棚卸資産の範囲と区分
第2節 棚卸資産の取得原価
第3節 棚卸資産の原価配分
第4節 払出単価の決定
第5節 棚卸資産の期末評価
第6節 仮想通貨

 第8章  有形固定資産と減価償却 
第1節 固定資産の範囲と区分
第2節 有形固定資産の取得原価
第3節 減価償却
第4節 固定資産の期末評価
第5節 リース会計

 第9章  無形固定資産と繰延資産 
第1節 知的財産と研究開発
第2節 無形固定資産
第3節 繰延資産

 第10章  負債 
第1節 負債の範囲と区分
第2節 引当金
第3節 納税義務と税効果会計
第4節 流動負債
第5節 固定負債
第6節 偶発債務...

続きを読む

2020年5月29日

松島 亘志・成瀬 元・横川 美和編著・東 良慶・今泉 文寿・佐々 真志・田島 芳満・知花 武佳著
ISBN 978-4-320-04735-8
判型 B5 
ページ数 300ページ
発売日 2020年05月29日
本体価格 3,500円
https://www.kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/9784320047358


【目次】
1.概論:山から海への土砂の移動と地形
2.堆積土砂の基礎的性質
3.土砂の移動とベッドフォーム・堆積構造
4.山地における土砂生産と土砂移動
5.河川流域の地質と河床構造・生態系
6.沖積河川の土砂収支
7.干潟・砂浜の生態地盤学
8.沿岸域における土砂の移動と海浜変形
9.沿岸地盤の多相系ダイナミクス
10.海底扇状地と土砂重力流

2020年5月30日

カテゴリ 分類保留

【書誌情報】
原題:L'art de faire mat(1947)
英題:The Art of Checkmate (Simon and Schuster, 1953)
著者:Georges Renaud (1893-1975)
著者:Victor Kahn(1889-1971)
訳者〔仏→英〕:W. J. Tayler
編訳者〔英→日〕:水野 優
シリーズ名:チェス・クラシックス;1

【メモ】
・2010年度versionのページ。訳者のコメントが投稿されている。
https://booklog.jp/item/1/4990554019

・2018年度version。「刷」か「版」か、タイトルのみでは分からないが、著者サイトによれば〈第3版〉とのこと。
https://booklog.jp/item/1/4907558015

・訳者のツイッター
https://mobile.twitter.com/umizno

・サイト。
https://umizno.jimdofree.com/


【目次】
序文 [004-009]
訳者より(水野優) [010]

  PART I 理想的なメイト 011
第1章 レガルの擬似サクリファイス 011
第2章 ダブルチェックの威力 022
第3章 窒息メイト 034
第4章「小卓」メイトと「肩章」メイト 042
第5章 グレコのサクリファイス 047
第6章 問題 052

  PART II 典型的なメイト 057
第1章 最後段(バックランク)メイト (No.1) 057
第2章 最後段メイトの変化形 (No.2) 062
第3章 グレコのメイト (No.3) 067
第4章 グレコのメイト (No.4) 072
第5章 アナスタシアのメイト (No.5) 74
第6章 ボーデンのメイト (No.6) 079
第7章 ブラックバーンのメイト (No.7) 083
第8章 問題 089
第9章 メイト (No.8) 092
第10章 メイト (No.9) 094
第11章 アンデルセンのメイト (No.9の変化形) 108
第12章 ピルズベリーのメイト (No.10) 111
第13章 問題 115
第14章 ダミアノのメイト (No.11, 12, 13) 118
第15章 モーフィーのメイト (No.14, 15, 16) 
123
第16章 問題 132
第17章 メジャーピース当によるメイト (No.17, 18)  135
第18章 マイナーピースによるメイト (No.19) 144
第19章 2ビショップによるメイト (No.20) 150
第20章 2ナイトによるメイト (No.21) 152
第21章 ビショップとナイト)によるメイト (No.22) 154
第22章 アラビアのメイト (No.23) 157
第23章 横利きに注意! 158
第24章 問題 159
第25章 典型的なメイトを探し求めて 166
第26章 問題の解答 170

作局者/対戦者名 索引 [179-181]
奥付 [182]

2020年5月28日

歴史としての日教組【上巻 結成と模索】
歴史としての日教組【下巻 混迷と和解】

【書誌情報】
https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0972-0.html
https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0973-7.html

【上巻目次】
 はじめに

  第Ⅰ部 結成と模索

序章 日教組の歴史を検証する ……… 広田照幸
     1 日教組の歴史をどう見ていくか
     2 本巻の視点と構成

第1章 総評結成前の立ち位置の選択 ……… 広田照幸・古賀 徹・宇内一文
     はじめに
     1 日教組内部の人事・方針決定の様子
     2 労働戦線の中における日教組の立ち位置
     おわりに

第2章 1949年度中央執行委員の分類 ……… 布村育子・高木加奈絵・広田照幸
     はじめに
     1 執行部の交代や分裂を経験しなかった日教組
     2 職能団体的志向性の存在
     3 1949年度日教組中執の分類のための作業
     4 分類をもとにした事例分析の例
     おわりに

第3章 労働戦線分裂と政治情勢変化の中で …………… 高木加奈絵・古賀 徹・宇内一文・松嶋哲哉・長嶺宏作
     はじめに
     1 国内・国際的な労働戦線の状況と分析の視点
     2 労働戦線分裂の情勢分析と路線選択
     3 1949年前半の混乱する労働戦線と路線選択
     4 1949年後半の労働戦線の決定過程
     5 塩原大会の議案の作成
     おわりに

第4章 法的地位の変化とその影響 ……… 德久恭子
     はじめに
     1 公務員制度改革をめぐる4つの立場
     2 公務員制度改革をめぐる政治過程 ——労働組合から職員団体へ
     3 労働組合と職能団体という2つの顔
     4 投影される日教組
     おわりに

第5章 マッカーサー書簡、政令201号と日教組 ………… 高木加奈絵
     はじめに
     1 マ書簡、政令201号発出の背景と労働戦線の状況
     2 マ書簡・政令201号への積極的な対応
     3 方針の見直し
     おわりに

第6章 スローガン「教え子を再び戦場に送るな」の誕生 ………… 布村育子
     はじめに
     1 当事者の証言
     2 「教え子」フレーズの登場
     3 フレーズの活用
     4 「教え子」スローガンの誕生 —— 第8回定期大会
     おわりに
第7章 「教師の倫理綱領」の作成過程 ………… 広田照幸・冨士原雅弘・香川七海
     はじめに
     1 倫理綱領草案の作成
     2 草案の修正過程
     3 倫理綱領の普及
     4 「解説」の作成
     おわりに

結論に代えて …………… 広田照幸
     1 「日教組=共産党支配」像の誤り
     2 主流派をどう見るか
     3 交渉力を奪われていった中での闘い
     4 日教組独自の理念の形成
     5 1950年代の日教組を理解するために

 初出一覧
 参考文献
 索 引
 執筆者一覧

【下巻目次】
  第Ⅱ部 混迷と和解

序章 社会の変化と日教組 …………… 広田照幸
     はじめに
     1 日教組の運動の高揚と混迷
     2 本巻の構成と資料・データ

第1章 1980年代の労...

続きを読む

2020年5月28日

【書誌情報】
『現代思想2019年9月号』
特集=倫理学の論点23
定価:本体1400円+税
発売日:2019年8月27日
ISBN:978-4-7917-1386-8

【目次】
   特集*倫理学の論点23
[討議]
ボーダーから問いかける倫理学 /岡本裕一朗+奥田太郎+福永真弓
応用倫理学のメソドロジーを求めて /池田喬+長門裕介

応用倫理のトピックス
環境 人新世下のウィルダネスと「都市の環境倫理」 /吉永明弘
宇宙 神話と証拠 /清水雄也
食農 いのちを支える行動を日常に埋め込む /秋津元輝
動物 動物の倫理的扱いと動物理解 /久保田さゆり
ロボット ロボットは権利を持ちうるか? そして権利を持たせるべきか? / 岡本慎平
戦争 人工物が人間を殺傷することを決定し実行することは、道徳的に許容されるのか / 眞嶋俊造
ビジネス 企業それ自体の責任を問うことの困難さ / 杉本俊介
医療 リプロダクティブ・ライツとは何か / 柘植あづみ
生政治 身体の政治はなにを纏うか /重田園江
生殖 ベネターの反出生主義をどう受けとめるか / 吉沢文武
世代間 将来を適切に切り分けること /吉良貴之
高齢者 新健康主義 / 北中淳子
公衆衛生 公衆衛生・ヘルスプロモーション・ナッジ / 玉手慎太郎
ジェンダー/セクシュアリティ トランス排除をめぐる論争のむずかしさ / 筒井晴香
美醜 外見が「能力」となる社会 /西倉実季
共依存 親をかばう子どもたち /小西真理子
サイバー・カルチャー 身体はいかにして構築されるのか / 根村直美

「意味」は分配されうるか? / 長門裕介

エッセイ
フィクション それでも、物語に触れる / 西田藍
占い 占いという「アジール」 / 石井ゆかり
ルポルタージュ 「良き例」を欲してはいけない / 武田砂鉄


[短期集中連載●『弱くある自由へ』第二版に●第二回]
高橋修・中 / 立岩真也

【連載●デミウルゴス●第六回】
双制(デュアル・システム)(三) / 磯崎新

【連載●科学者の散歩道●第六一回】
未来科学の三つの架空図 二〇世紀科学の行く末? / 佐藤文隆

【研究手帖】
探偵としての歴史家 / 苗村弘太郎

2020年5月27日

『生命の政治学――福祉国家・エコロジー・生命倫理』(広井良典 岩波書店 2003)

※2015年に文庫化

【書誌情報a】
広井良典
刊行日:2003/07/24
9784000236362
四六 上製 カバー 290ページ
品切れ
https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b262594.html

【書誌情報b 文庫版】
https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b255955.html

【メモ】
書評
http://www.arsvi.com/ts/2005013.htm

【目次】
はじめに [iii-viii]
目次 [ix-xii]


  第I部 社会システム 001

第1章 生命科学の政治学――「生命倫理」を超えて 003
1 「科学国家」と「福祉国家」――アメリカの医学・生命科学研究政策を手がかりに 003
2 生命科学研究と政治哲学―問われている価値は何か 015

[インターミッション・1]「安全保障」より「社会保障」を――同時多発テロ事件直後のアメリカにて 028


第2章 エコロジーと福祉国家――比較福祉・環境政策のために 033

[インターミッション・2]宗教と社会福祉国家 054


第3章 福祉国家の接近と多様化――「持続可能な福祉国家/福祉社会」へ 061
1 福祉国家モデルのダイナミクス 062
2 家族・雇用・時間――「成長による解決」からの転回 079
3 持続可能な福祉国家/福祉社会 095

[インターミッション・3]ジェンダー・福祉国家・ケア 105


  第II部 ケア/生命 113

第4章 ケアをめぐるクロス・オーバー ――サイエンスとケアの接点 115
1 医療における心理的・社会的サポート 115
【付論】医療保険における患者負担拡大をめぐって 132

2 自然との関わりを通じたケア 137

[インターミッション・4]フィンランドの「サイレンス」 148

第5章 自然のスピリチュアリティ――エコロジーの再定義 153

[インターミッション・5]アメリカとヨーロッパ 175


第III部 生命の政治学 179

第6章 生命の政治学のために 181
1 新しい座標軸 181
2 福祉国家・エコロジー・生命倫理 195

[インターミッション・6]「日米同盟」を問い直すとき 217


第7章 定常型社会へ 221
1 経済システムの進化 221
2 定常型社会における政治哲学 241
3 政策統合と科学の変容 250


参考文献 [265-272]
あとがき [273-277]

2020年5月27日

原題:För den som reser är världen vacker(2017)
独題:Vom Schweden,der die Welt einfing und in seinem Rucksack nach Hause brachte(2018)
著者[典]:Per J. Andersson (1962-) 
訳者[典→独]:Susanne Dahmann スウェーデン語・デンマーク語の翻訳家。
訳者[独→日]:畔上 司[あぜがみ・つかさ](1951-) ドイツ語の翻訳家。


【簡易目次】
まえがき

1  閉じられていた戸が開く
2  「ここではない、どこか」という憧れ
3  「明日は分からない」旅へ
4  列車よ、私を遠くに連れてってくれ
5  遠く、放浪へ
6  さまよう惑星の上を行ったり来たり
7  カメのように、カタツムリのように
8  何度も戻る。何度も続ける
9  いったいなぜ、私たちは旅をするのか
10 ヒッチハイクの愉悦と憂鬱
11 遠い過去へと戻る旅立ち
12 国境を越えて、自由に動き続ける
13 自由な旅人、無鉄砲な旅人
14 世界の旅行記を旅する
15 人は旅で本当に変わるのか
16 旅と病の間
17  世界の不安と旅不足
18 旅の終わりという始まり

2020年5月25日

【感想】
重くて良い紙質の単語帳。
Amazonでは酷評と絶賛が入り混じっているが、教師でも試験オタクでも著者のファンでもない一般人にとっては、そこそこの出来の単語帳に思える。
どうせAmazonに載せるなら、PR広告や党派的なレビューより、誤植の有無といった情報の方が有益なのにもったいない。

[蛇足]私自身は『ターゲット1900』や『単語王』の弱点(「一語一義」の生み出すまとまりの無さとか、「飛躍」「栄光」などの変な煽りとか)が無性に気になって読めない性格なので、『Duo 2.0』や、この『Distinction』の方がストレス少なめに読めた。

【書誌情報+誤植訂正+音声DL】
著者:ATSU[※英語学習系のユーチューバー]
定価: 2,640円(本体2,400円+税)
発売日:2020年03月28日
判型:A5変形判
形態:単行本
ページ数:568
ISBN:9784046045331
https://www.kadokawa.co.jp/product/321907000333/

2020年5月21日

読書状況 読み終わった [2020年5月21日]
カテゴリ 830.英語

【書誌情報】
『感染症ワールド――免疫力・健康・環境[第3版]』
著者:町田 和彦(1944-)  専門:予防医学、健康福祉医療政策、環境保健学、血清疫学。
 →〈http://machi-fa.com/
出版社:早稲田大学出版部
発行年:2010年(第3版)
版型:A5判
頁数:188
定価:本体 2,000円+税
ISBN:978-4-657-10214-0
NDC:493.8 内科学

 今問題になっているエボラ出血熱、デング熱をはじめ、各種予防接種や院内感染の問題、麻疹(はしか)、鳥インフルエンザ、エイズ、各種肝炎、BSE、O157、生物テロなど、感染症法に記載されているすべての感染症について解説し、対処方法を紹介。海外生活に役立つ情報も掲載している。併せて生活習慣病と免疫など予防医学の視点からも書かれているのは、従来の感染症の本には見られない特色である。好評を博した第二版を見直し、表や数値を新しくするとともに、新型インフルエンザ(H1N1)の項を加えた改訂新版。
http://www.waseda-up.co.jp/other/post-587.html

【簡易目次】
目次 [i-vi]
はじめに [001-004]
第一章 感染症と人間、その壮絶な戦い 005
第二章 病原微生物と免疫の世界――敵を知り己を知る 016
第三章 日本の感染症対策――伝染病予防法と感染症法 040
第四章 日本人を襲うさまざまな感染症 053
第五章 終わらない性感染症とエイズ 073
第六章 環境の変化と感染症 100
第七章 二一世紀の感染症の世界は? 126
おわりに 141


【目次】
目次 [i-vi]
はじめに [001-004]

第一章 感染症と人間、その壮絶な戦い 005
1 人類の進化と感染症 005
2 古代社会と感染症――古代社会からギリシャ、ローマヘ 006
3 中世と感染症――ペスト、天然痘、麻疹(はしか) 008
4 近世と感染症――コレラの出現、パスツールとコッホ 009
5 二〇世紀と感染症――ウイルスの発見、抗菌剤の開発 012

第二章 病原微生物と免疫の世界――敵を知り己を知る 016
1 さまざまな病原体 016
  微生物の分類と大きさ  光学顕微鏡と電子顕微鏡  寄生虫と真菌  原虫  原核生物と真核生物  細菌の仲間  マイコプラズマ  リケッチア  クラミジア  ウイルス  プリオン
2 病原微生物の侵入とその排除機構 026
  感染経路  非特異免疫能  潜伏期・感染発症指数
3 免疫の仕組みと微生物の排除 030
  生体防御機能に関係する細胞  リンパ球とマクロファージ  Tリンパ球・Bリンパ球・キラーT細胞 サイトカイン  メモリーB細胞
4 活性酸素と人間生活 034
  予防医学の重要性外  ライフスタイルと生体防御機能  貪食細胞(好中球・マクロファージ)と活性酸素  ナチュラルキラー細胞(NK細胞)  スカベンジャー 

第三章 日本の感染症対策――伝染病予防法と感染症法 040
1 一〇〇年以上も続いた伝染病予防法とは 040
  伝染病予防法  感染症法  伝染病予防法と感染症法の違い
2 一類感染症 043
3 二類感染症 043
4 三類感染症 048
5 四類感染症 048
6 五類感染症 049
7 新感染症と指定感染症――将来に備えて未知の感染症のために 051
8 感染症法施行後も別の法律で届出を義務づけられている疾患――食中毒と食品衛生法 054
9 結核 054

第四章 日本人を襲うさまざまな感染症 053
1 ワクチンの徹底―...

続きを読む

2020年5月21日

【書誌情報】
編者:関西大学 社会安全学部
Design:STUDIO-M21
ジャンル 社会
出版年月日 2015年03月30日
ISBN 9784623072828
判型 A5
頁数 288
定価 本体3,800円+税

現代社会には、地震・津波等の自然災害のみならず、事故等の社会災害や情報セキュリティの問題など、様々なリスクが存在し、それを防止・軽減するための制度設計が求められている。本書では、平常時の生活や経済活動に関するリスク、東日本大震災の実証分析を踏まえた災害時のリスクへの対処法を検討する。保険制度・安全教育など、被害を防止・軽減する方途の検証も踏まえ、安心して暮らせる社会づくりを考察する。

[ここがポイント]
◎ 日本で唯一、危機管理を専門とする関西大学社会安全学部の最新研究成果を検証。
◎ 多様化する現代社会の防災・減災対策、事故防止のあり方を、学際的視点から考察する。
https://www.minervashobo.co.jp/book/b186699.html

【目次】
巻頭言 [i-iv]
はしがき [v-vii]
目次 [ix-xiv]

 第Ⅰ部 生活に潜むリスクとその防止 001

第1章 消費生活における安全と消費者庁の消費者行政[秋山まゆみ] 003
1 設立6年目を迎えた消費者庁 003
2 消費者庁設立の背景と現状 004
3 消費者庁による消費者行政の問題点 009
4 消費者安全調査委員会による消費者事故等の調査 015
5 消費生活における安全の向上と消費者庁に求められる役割 018
注・参考文献 

第2章 情報危機管理とビッグデータ——わが国の個人情報保護法制への提言と企業コンプライアンス[高野一彦] 021
1 個人情報とプライバシー保護における問題の所在 021
2 国際的整合:EUデータ保護指令との比較を中心として 022
3 企業から見たわが国の個人情報保護法の「有効性」の課題 026
4 EU一般データ保護規則提案への企業の対応 032
5 新たな個人情報保護法への提言:監督機関と法的制裁を中心として 035
6 企業の情報法コンプライアンス・危機管理 040
注・参考文献 

第3章 企業の社会的責任と消費者の安全——パロマ湯沸器事故とその教訓[小澤 守・安部誠治] 047
1 パロマ湯沸器による連続事故 047
2 ガス湯沸器開発の歴史 050
3 当該湯沸器は欠陥製品だったのか 054
4 事故の態様とパロマ社の問題点 057
5 湯沸器の安全確保への教訓 062
注・参考文献 

第4章 保険制度による減災効果の検証[桑名謹三] 067
1 減災のための政策について 067
2 保険料による減災インセンティブ 069
3 資力不足の問題の解消 074
4 減災効果の検証事例と今後の展望 077
注・参考文献 

 第Ⅱ部 災害予防のためのリスク管理 083

第5章 予防への災害リスク評価手法[河田惠昭] 085
1 なぜ災害リスクの評価が必要なのか 085
2 被害評価の具体的な問題点 086
3 災害リスク評価手法の開発過程 088
4 解析に用いる集合知 091
5 アンケート調査 093
6 回答者の属性と回答結果の概要 095
7 新聞記事の使用語数による被害の定量化 099
8 首都直下地震による被害額の推定 104
注・参考文献 

第6章 安全・迅速な出口退出のシミュレーション[川口寿裕] 107
1 安全な避難と避難シミュレーション 107
2 避難シミュレーションの分類 108
3 離散要素法 113
4...

続きを読む

2020年5月20日

アンジェラ・サイニー
東郷えりか訳
本体 2,700円
ISBN 978-4-86182-810-2
発行 2020.5

【内容】
「白人は非白人より優れている」「ユダヤ人は賢い」「黒人は高血圧になりやすい」――人種科学の〈嘘〉を暴く!
各紙でBook of the Yearフィナンシャル・タイムズ/ガーディアン/サンデイ・タイムズほか多数。

「人種の差異〔……〕について、現代の科学的な証拠は実際には何を語れるのか、そして私たちの違いは何を意味するのだろうか?  私は遺伝学や医学の文献を読み、科学的見解の歴史を調べ、こうした分野の一流の研究者たちにインタビュー をした。そこから明らかになったのは、生物学ではこの問題に答えがでない、少なくとも完全にはでないということだった。人種の意味について理解する鍵は、むしろ権力について理解することにある。」(本書「序章」より)


【著訳者略歴】
アンジェラ・サイニー(Angela Saini)
イギリスの科学ジャーナリスト。オックスフォード大学で工学の修士号、およびキングス・カレッジ・ロンドンで科学と安全保障の修士号を取得。『ニュー・サイエンティスト』『ガーディアン』『タイムズ』『サイエンス』『セル』『ワイアード』『ウォールペーパー』『ヴォーグ』『GQ』 などの有名メディアに寄稿。また、BBCラジオで科学番組にも出演するなど多方面で活躍している。著書に『Geek Nation: How Indian Science is Taking Over the World』など。

東郷えりか(とうごう・えりか)
翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書に、シアン・バイロック『なぜ本番でしくじるのか――プレッシャーに強い人と弱い人』、シンシア・バーネット『雨の自然誌』、ルイス・ダートネル『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』(以上、河出書房新社)、デイヴィッド・W・アンソニー『馬・車輪・言語――文明はどこで誕生したのか』(筑摩書房)、アマルティア・セン『アイデンティティと暴力――運命は幻想である』(大門毅監訳、勁草書房)など多数。
http://www.sakuhinsha.com/nonfiction/28102.html

【簡易目次】
太古の昔―私たちはヒトという一つの生物種なのか、違うのか?
イッツ・ア・スモール・ワールド―科学者はどうやって人種の物語に入り込んだのか?
科学的偽善売教―人種は改良されうるのだと考え、科学者はみずからの人種を改良する方法を探した
仲間内で―戦後、知的人種主義者は新しいネットワークを築きあげた
人種現実主義者―人種主義を再び社会的に認めさせる
人間の生物多様性―二一世紀に人種はどのようにブランド再生されたか
ルーツ―新しい科学研究に照らし合わせると、人種はいま何を意味するのか
起源の物語―科学的事実がつねに重要にならないのはなぜか
カースト―一部の人種はほかの人種よりも賢いのか?
黒人用医薬―人種別化した薬がなぜ効かないか
奇術師―生物学的決定論のウサギ穴に落ちて

2020年5月30日

ポール・ナサンソン、キャサリン・K・ヤング
久米泰介訳
本体 3,600円
ISBN 978-4-86182-797-6
発行 2020.5

【内容】
男だって“差別”されている。 なぜ父親は、離婚で子供の親権を認められないのか? なぜ男性のDV被害は問題にならないのか?
親権、DV、セクハラ、レイプ、売春、アファーマティブアクションなど、具体的な事例を検証し、いかに男性への差別・蔑視が合法化されているかを明らかにする。
北米で大論争を巻き起こしている注目の書!

夫のペニスを切断した〈ホビット事件〉、最高裁判事候補がセクハラで訴えられた〈C・トーマス事件〉、14人の女性を殺害した〈モントリオール理工科大学銃撃事件〉などを取り上げ、これらの事件後、いかに政治的な運動と論争が起こされ、世論がマスメディアによって形成され、男性差別的な法改正が行われたかを検証する。
そして、1990年代以降、この合法化された“男性蔑視”(ミサンドリー)が、裁判所・教育機関・政府委員会・企業から、雇用・結婚・離婚・セクハラ・暴力・人権に影響を与える法律や政策に至るまで、いかに浸透していったかを明らかにする。
http://www.sakuhinsha.com/politics/27976.html

2020年5月30日

カテゴリ 分類保留

視を広げるエビデンスの読み方:医学論文を読んで活用するための10講義
青島周一 著
A5判 300頁
定価(本体4,400円 + 税)
ISBN:978-4-498-10916-2
2020年05月発行
http://chugaiigaku.jp/item/detail.php?id=3212

目次
introduction 科学的に考えるということ(科学と疑似科学の境界)
根拠とは?科学的とは?
ホメオパシー医学
占星術による占い
実験や観察に基づくデータがあれば科学的と言えるのか?
診療ガイドラインの推奨は科学的と言えるのか?
漢方薬は科学か?
高血圧治療の決定実験
糖尿病治療の決定実験
既存の理論を否定する研究結果
ACCORD試験以後
科学と疑似科学の境界問題,再び

第1講1限目 PECOとランダム化比較試験
前提を疑い,そして問いを立てる
背景疑問と前景疑問
EBMは前景疑問を解決するためのツール
実際の臨床場面を想定してみる
どんな情報を調べますか?
医学的介入の有効性・安全性を評価するにあたり参照優先度が低いエビデンス
妥当性の高い比較を行うには
外的妥当性
EBMとはエビデンスの使い方に関するものである

第1講2限目 ランダム化比較試験論文を読む
論文の結果を見てみる
■Column 喫煙と禁煙がもたらす健康への影響

第2講1限目 問いを立て,検証する
なぜ真のアウトカムを重視するのか?
理論と現象
ランダム化比較試験の評価項目
統計的仮説検定を理解する
統計的な有意差と臨床的に意味のある差
統計的過誤という概念
研究に必要な症例数の決め方
一次アウトカムとは?

第2講2限目 設定されている一次アウトカムは何か?
研究結果を見てみる
FREED試験の結果が,いかに曖昧なのかを予備校の合格実績で考えてみる
研修会の終わりに

第3講1限目 プラセボ効果の威力とPROBEの罠
オープンラベル試験とその問題点
疾患の自然治癒
侮れないプラセボ効果
プラセボ効果で死亡リスクは減るのか?
ピグマリオン効果とホーソン効果
薬剤効果検証試験ではefficacyのみを検出したい
二重盲検法が採用できないケース
PROBEの問題点
PROBE試験の例

第3講2限目 プラセボ効果の活用を考える
論文のPECOを確認する
研究の結果は?
プラセボ効果のメカニズム

第4講1限目 ランダム化は保持されているか? 非劣性を見るとはどういうことか?
Per Protocol Set: PPS
Intention-to-treat: ITT
Full Analysis Set:FAS
どんな手法で解析するのがベストか?
追跡状況を見る
非劣性試験とは
非劣性を示すにはどうすれば良い?
統計的有意とはどういうことか?
有意差なし≠効果なし
非劣性の検討ロジック
非劣性マージンをどう決めているのか?─仮想プラセボという考え方
糖尿病治療薬の臨床試験を巡るあれこれ
非劣性試験の解析方法

第4講2限目 非劣性試験論文を読む
研究デザインと論文のPECOを確認する
解析方法を確認する
サンプルサイズについて
論文の結果を見る
そもそも,高尿酸血症は心血管疾患や死亡のリスク因子なのか?
■Column アロプリノールかフェブキソスタットか?

第5講1限目 文献検索をしてみる!
情報の鮮度という問題
情報検索戦略
PECOTによる定式化と疑問に適した研究デザイン
エビデンスレベルはナンセンス!
原著論文と総説論文
PubMedによる論文検索ステップ
Google...

続きを読む

2020年5月30日

カテゴリ 分類保留

原題: We the People Vol.1: Foundations
著者:Bruce Ackerman イェール大学教授
 〈https://law.yale.edu/bruce-ackerman

監訳者:
 川岸 令和  早稲田大学政治経済学術院教授
 木下 智史  関西大学大学院法務研究科教授
 阪口 正二郎  早稲田大学社会科学総合学術院教授
 谷澤 正嗣  早稲田大学政治経済学術院准教授


【目次】
日本語版への序文
謝辞
凡例

第I部 合衆国憲法を発見する

第1章 二元的民主政
I─ 内を見つめて?
II─ 基本的なアイディア
III─ 一元的民主政
IV─ 権利基底主義者
V─ 歴史主義
1 アメリカ的「バーク主義」のパラドックス 2 共和主義の復権
VI─ 結論
第2章 制憲200年の神話
I─ 哲学から歴史へ
II─ 遠い過去
III─ 憲法の過去のかたち
1 従来の物語 2 修正主義の物語
IV─ 再建期
V─ ニューディール
VI─ 過去から現在へ
VII─ 結論

第3章 一つの憲法,三つの憲法体制
I─ 憲法体制という視点の導入に向けて
II─ 初期共和政のフェデラリストの憲法体制
1 建国期のスキーム 2 ジェファソン,ジャクソン,そして違憲審査制の台頭

第4章 中期共和政
I─ 憲法の理念,制度の現実
II─ 最高裁判所 憲法統合の問題
1 二つの安易な解答 2 変革的な憲法修正─そして,それらを統合する方法
III─ 法の道
IV─ 中期共和政を再解釈する
V─ ニューディールを再考する

第5章 現代共和政
I─ 憲法の理念,制度の現実
II─ 高次法形成における大統領のリーダーシップ
III─ 最高裁
1 法の道 2 問題の三角法的分析
IV─ 過去を保持すること Carolene Products判決,そして,その先に
1 なぜ,脚注だったのか? 2 個別主義的な憲法統合 3 「特定的な禁止事項」 4 財産から民主主義へ
V─ 結論

第6章 解釈の可能性
I─ 事件に取り組む
II─ 憲法政治の一幕としてのBrown判決とGriswold判決
III─ 預言か保存か?
1 憲法統合,再訪 2 入口の問題
IV─ 解釈的憲法統合としてのBrown判決
1 積極主義国家におけるPlessy判決の前提 2 Brown判決とBrown裁判官
V─ Griswold判決を解釈する
1 Griswold判決と契約の自由 2 憲法統合に対するGriswold判決のアプローチ 3 コーラス──同意意見と反対意見
VI─ Brown判決からGriswold判決へ,そして
VII─ 憲法統合と解釈
VIII─ コーダ


第II部 ネオ・フェデラリズム

第7章 パブリアス
I─ 概観
II─ 憲法と革命
1 革命の正統性の問題 2 2つの単純な解決策
III─ 『フェデラリスト』を読む
1 憲法政治 2 憲法の創造力のための条件
IV─ 人民を代表するということ
1 代表の問題構成 2 模写を超えて
V─ 憲法に関する科学
1 派閥の解剖学 2 派閥を超えて 3 安全装置が作動するメカニズム 4 違憲審査
VI─ 結論として出てくるいくつかの問い
1 原因をめぐる問い 2 翻訳をめぐる問い 3 熟議と憲法保障 4 徳性の活用法

第8章 失われた革命
I─ 20世紀における懐疑
II─ 革命についての二つの概念
III─ アーレント,そしてアーレントを超えて
IV─ ウッド,そしてウッドを超えて
1 第I期の文脈 2 第II...

続きを読む

2020年5月21日

【書誌情報+内容紹介】
価格 5,800円
判型 A5判・上製
ページ数 392頁
刊行年月日 2015年
ISBNコード 978-4-8158-0797-9
Cコード C3034

生産と消費の間にある空間、時間、価値、情報の隔たりを架橋し、経済厚生を高める流通チャネル。従来の限界を超え、価格-数量競争による新たな分析枠組みを提示、フランチャイズ料制、再販制、テリトリー制、専売店制の理解を一新し、高需要期の低価格などの未解明の謎を解き明かす。
https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0797-9.html

【目次】
はしがき

序 章 チャネルの機能とその管理
    1 はじめに
    2 チャネルの機能と構成員
    3 二重マージンとそれへの対応
    4 垂直的取引制限: チャネルの調整
    5 結 び

  Ⅰ チャネル間における価格――数量競争の基礎理論

第1章 価格-数量競争の基本モデル
    1 はじめに
    2 モデル
    3 フランチャイズ料の役割
    4 垂直的統合か分離か
    5 結び

補 章 製品差別化――数量競争、価格競争および経済厚生
    1 はじめに
    2 需要関数と逆需要関数
    3 数量競争
    4 価格競争
    5 結び

第2章 基本モデルの一般化
    1 はじめに
    2 小売業者数の選択
    3 需要関数の一般化
    4 製品差別化
    5 結び
    第2章補論 系列関係がない場合

第3章 小売段階の競争と生産者間の競争
    1 はじめに
    2 生産者および小売業者数が複数のモデル
    3 フランチャイズ料を徴収しない場合
    4 垂直的統合
    5 結 び
    第3章補論 小売段階の競争と生産者間の競争: 実証


  Ⅱ チャネルにおける費用削減投資

第4章 流通業者による費用削減投資――規模効果、契約のタイミングとフランチャイズ料
    1 はじめに
    2 モデル1: 契約が先行
    3 モデル2: 投資が先行
    4 各モデルの均衡値の比較
    5 結 び

第5章 高需要期の低価格現象――流通費用削減投資
    1 はじめに
    2 予備的考察
    3 流通業者投資のモデル
    4 部分ゲーム完全均衡での投資
    5 垂直的統合
    6 結 び

第6章 生産者による費用削減投資
    1 はじめに
    2 生産者投資のモデル
    3 部分ゲーム完全均衡での投資
    4 結 び


  Ⅲ 垂直的取引制限と経路選択

第7章 価格-価格競争――垂直的分離と取引制限
    1 はじめに
    2 予備的考察:カルテルと垂直的統合
    3 垂直的分離
    4 ゲームの拡張:フランチャイズ料の役割
    5 経路選択
    6 再販制とテリトリー制
    7 結 び

第8章 上限価格規制(再販制)
    1 はじめに
    2 再販制分析のためのモデル
    3 各取引での部分ゲーム均衡
    4 生産者による取引様式の選択
    5 取引様式に垂直的統合の選択肢を加えた場合
    6 結 び

第9章 テリトリー制
    1 はじめに
    2 テリトリー制分析のためのモデル
    3 フランチャイズ料を徴収する場合
    4 フランチャイズ料...

続きを読む

2020年5月19日

【書誌情報】
著者 小川高義
刊行日 2009年3月26日
ISBN 978-4-327-45219-3
Cコード 1082
NDCコード 837
体裁 四六判 並製 240頁
定価 1,870円(本体1,700円+税)

アーサー・ゴールデン『さゆり』(文藝春秋)では京都弁を見事に使いこなして訳出し、ジュンパ・ラヒリ『停電の夜に』(新潮社クレスト・ブックス)を大ベストセラーに押し上げ、最近はポーやフィッツジェラルドの新訳にも果敢に挑戦する名翻訳者がこっそり教える「翻訳の秘密」。

著者紹介
小川高義(おがわ・たかよし) 
1956年横浜生まれ。1974年、横浜平沼高校卒。1979年、東京大学文学部英文科卒。1982年、東京大学大学院修士課程修了。同年4月より横浜市立大学専任講師。1987年、同助教授。2008年4月より東京工業大学教授。翻訳に、アーサー・ゴールデン『さゆり』、ジュンパ・ラヒリ『停電の夜に』『その名にちなんで』『見知らぬ場所』、ブレット・イーストン・エリス『アメリカン・サイコ』、ジョン・アーヴィング『第四の手』『また会う日まで』、マイケル・オンダーチェ『アニルの亡霊』、エドガー・アラン・ポー『黒猫/モルグ街の殺人』、F.スコット・フィッツジェラルド『若者はみな悲しい』など多数。編注書に、“J-Life, J-Culture:Japan Watch ”(研究社、2008年)がある。
https://books.kenkyusha.co.jp/book/978-4-327-45219-3.html


【目次】
はじめに

第I章 翻訳の手順
1 仕事のイメージ
2 このごろの仕事

第II章 技術と道具
1 小説の翻訳――日本語の得意技
2 虎の子の翻訳術
3 この「泡」は、うっかり水に流せない
4 網を引く
5 翻訳から見える日本語

第III章 英語の中の日本
1 アメリカ産の花柳小説
2 アメリカ産の花柳小説II―翻訳者の立場から
3 SAYURI とさゆり
4 カナダ産のヒロシマ小説
5 小説に描かれたニッポン

第IV章 翻訳、映像、移動、その他
1 解釈をめぐる解釈
2 「わからないもの」を「わかるもの」に変える、ラヒリの小説
3 拝啓、フェイ・ミエン・イン様
4 ミストリー・トレイン
5 3つの"I"
6 若き医大生が描くメディカル・ミステリーの処女傑作
7 病んだ時代のスナップショット
8 電報の怪
9 その他の人生

第V章 過去と現在
1 押して、延ばす
2 ポーとコーソン

第VI章 古典新訳練習帳
1 古典新訳「ウィリアム・ウィルソン」
2 古典新訳「早すぎた埋葬」
3 古典新訳「黒猫」

あとがき
著者翻訳書リスト

2020年5月19日

【書誌情報+内容紹介】
女性とたばこの文化誌――ジェンダー規範と表象
舘かおる=編 
定価:6090円(本体5800円)
2011年3月30日発行
ISBN:978-4-902163-36-0
版型:A5判/上製
頁数:602頁+カラー口絵4頁

◆ジェンダー構造分析から見る近代社会の「たばこ」の諸相
 近世の版本、ポスター・雑誌、CM、流行歌、映画、小説などの多彩な資料から、遊女、町娘、農婦、上流階級女性、モダンガール、作家、街娼、女工、主婦の喫煙や「たばこ屋の娘」の表象、戦争とたばこ、嫌煙権、分煙社会の方途に挑んだ意欲作。
http://seorishobo.o.oo7.jp/contents/978-4-902163-36-0.html



【目次】
カラー口絵 [1-4]
タイトル [5]
はじめに[舘かおる] [i-v]
目次 [vii-xviii]
凡例 [xx]


  Ⅰ 女性の喫煙規範の成立と揺らぎ 003

1 近代日本における女性の喫煙規範の成立[藤田和美] 005
1 「婦徳」と喫煙 006
2 喫煙規制とジェンダー 009
3 衛生思想と女性 011
4 宗教団体による女性の喫煙の是非 013
5 紙巻きたばこと女性喫煙のディスクール 022
6 上流階級の女性たちの喫煙空間 027
7 “上流階級の女性”にとっての国家意識と喫煙 036


2 女性の喫煙についてのディスクールとジェンダー規範――大正・昭和戦前期を中心に[舘かおる] 045
1 女性の喫煙規範の展開 046
  定着化の過程  喫煙をめぐる女性たちの動き  平塚らいてうと喫煙  女性の喫煙と民俗の世界
2 昭和モダニズムと喫煙規範の変容 061
  婦人向け煙草「麗」の発売  矯風会の「麗」発売阻止運動  「モダン」という時代の女性の喫煙  喫煙する女性イメージの変容


3 江戸時代の女性の喫煙の諸相[中村文] 083
1 女性の喫煙の諸相 085
2 喫煙のしぐさに見る人間関係 094
3 男女の生業と喫煙 101
4 幕末から明治初年の女性の喫煙 109


  Ⅱ たばこ広告とジェンダー表象 111

4 「天狗煙草」ポスターに見る女性の裸体表象[山崎明子] 113
1 明治における裸体画広告戦略 114
2 裸体画をめぐる検閲と論争 117
3 政治的視線の場としての裸体ポスター 120
4 一九〇〇年制作「天狗煙草」ポスター 123
5 「ウェヌスの化粧」 124
6 「鏡を見る女」 126
7 神話主題における女性裸体像 127
8 和洋折衷画面が創りだすイメージ 128
9 シンボルとしての「天狗」 130
10 西洋へのまなざし 131
11 所有と消費―― 二つの欲望 132


5 日清・日露戦争期におけるシガレットのジェンダー化[松浦いね] 135
1 シガレット国産の機運高まる明治二〇年代初期 136
2 日清・日露戦争とシガレット 138
3 戦争を宣伝に使ったシガレット業界 140
4 国威発揚とジェンダー化されたシガレット 144


6 昭和三〇年代のたばこ広告ポスターにおける女性像と新たな規範[山崎明子] 149
1 女性の喫煙と贈答――昭和三一年までの二項対立的女性像 151
2 女性の喫煙イメージの転換――道徳的規範から美の規範へ 154
3 「たばこは動くアクセサリー」――女性の喫煙のファッション化 157
4 見る男性、見られる女性の構図 162


7 テレビコマーシャルに見るジェンダー[山崎明子] 173
1 テレビコマーシャルというメデ...

続きを読む

2020年5月19日

【版元】
・個別ページは無い。書誌情報も見当たらない。
http://shuppankai.s-h-i.jp/index.html

【簡易目次】
第1章 序論
第2章 マスクを客観視する
第3章 日本ではどう使われているのか
第4章 インフルエンザが呼び起こした黎明期
第5章 ワクチン接種と花粉症予防
第6章 二〇〇〇年以降も社会的に浸透
第7章 リスク儀礼としての位置づけ 
おわりに


【メモランダム】
・千葉の大学のサイトの教員紹介から著者の情報を少し抜き書き。大学の公式サイトなんだし、この量を載せるなら個別ページ作れるはずだろう。

―――――――――――
学位
修士(社会学・社会調査論)、博士(社会学)

学歴
英国ケント大学社会学部博士課程修了
英国ケント大学社会学部修士課程修了

専門分野
社会学

研究テーマ
宗教概念論、リスク・不確実性、社会学理論

所属学会
Critical Religion Association (http://criticalreligion.org/) 、European Sociological Association、International Sociological Association 、日本社会学会、American Academy of Religion

主な担当科目
社会学概説

主な業績
書籍:
私たち国際結婚しました(共著)(秀明大学出版、2019年)
The Category of 'Religion' in Contemporary Japan: Shukyo and Temple Buddhism(Palgrave Mcmillan、2018年)
マスクと日本人(秀明出版会、2012年)
「少子化」はリスクか(秀明出版会、2011年)
女性専用車両の社会学(秀明出版会、2009年)

主な学術論文:
Historicizing the Category of “Religion” in Sociological Theories: Max Weber and Emile Durkheim. Critical Research on Religion, 7(1), 24-37. (2019年)

〔…略…〕
――――――――

2020年5月18日

【版元サイトより】(※紙は絶版のせいかページはない。以下は電子版の書誌情報)
https://www.chuko.co.jp/ebook/2013/07/513917.html


【簡易目次】
はじめに
第一章 東日本大震災の衝撃 001
第二章 「脱原発」で温暖化対策は可能か 023
第三章 グリーン・エコノミーと日本再生の課題 043
第四章 制約なくして革新なし 081
第五章 環境とエネルギーと雇用の政策統合――ドイツとオーストリアの経験から 117
第六章 日本の温室効果ガス排出削減戦略 159
第七章 ポリシー・ミックスの設計――環境税・排出量取引・固定価格買取 205
終章 グリーン・エコノミーの展望 245
あとがき 259


【目次】
はじめに [i-viii]
目次 [ix-xvi]


第一章 東日本大震災の衝撃 001
  未曽有の被害
  「想定外」であったか?
  日本のエネルギーバランス・フロー
  日本の電力エネルギー利用
  日本の原子力をどうするか
  原発震災と水俣病の教訓
  エネルギー・電力政策の見直しの方向性
BOX:原子力発電とは 005
BOX:電力会社の賠償責任と電力事業の再編成 021


第二章 「脱原発」で温暖化対策は可能か 023
  温暖化は本当に起きているのか?  IPCC報告の骨子
  不確実性の増大
  二〇五〇年二酸化炭素排出半減のシナリオ
  生態系破壊の深刻さ――国連生物多様性条約
  持続可能な発展と化石燃料消費の抑制の意義―― EUの戦略
  長期戦略、環境政策とエネルギー政策、産業雇用政策の統合
  日本の温室効果ガス排出削減目標
  「脱原発」で温暖化対策は可能か?
  「エネルギー基本計画」の問題点
  理念、枠組み、戦略の重要性


第三章 グリーン・エコノミーと日本再生の課題 043
1 新しい経済を求めて 043
  経済成長と経済発展
  「経済実績と社会進歩の計測」に関する研究成果――フランス大統領への報告の意義

2 「よい生き方」と「持続可能性」 008
  GDPの問題点――生産からよい生き方へ
  生活の質の評価
  持続可能な発展と環境
  「人間のよい生き方」と「持続可能性」をキーワードとして、「グリーン・エコノミー」を論ずる
BOX:「経済」の語源――ギリシャ語と中国語 045

3 グリーン・エコノミーとは 054
  グリーン・エコノミーとは何か?
  持続可能な発展
  持続可能な消費と生産
  低炭素経済と循環型社会、循環経済
  二酸化炭素削減とごみ有料化の効果
  グリーン・エコノミーと雇用
  グリーン・ニューディールの限界とグリーン・エコノミーの課題
BOX:生物多様性の経済学 058

4 日本再生の課題 065
  二十一世紀に入っての動向――高い失業率と労働時間と所得の動向
  日本の課題――少子高齢化社会の問題
  森林保全と雇用創出
  土壌汚染地の浄化
  「世界の工場・市場」としての東アジアと環境保全の課題
  経済の目的からグリーン・エコノミーを考える

BOX:「環境モデル都市」下川町の取り組み 073


第四章 制約なくして革新なし 081
1 資源・エネルギー制約にどう立ち向かうか――デンマーク 081
  何のためのイノベーションか?
  デンマークのエネルギー政策
  日本が学ぶべきこと

2 ドイツのエコ・イノベーション 090
  少子高齢化のドイツがなぜ、元気なのか?
  環境再生と雇用創出――ドイツの経験
...

続きを読む

2020年5月15日

【書誌情報】
原題:Advanced Macroeconomics, 3rd edition.(New York: McGraw-Hill)
著者:David Romer (1958-)
訳者:堀雅 博
訳者:岩成 博夫
訳者:南條 隆
定価:7,260円(本体価格 6,600円)
発刊年月 2010.03
ISBN 978-4-535-55493-1
判型 A5判
ページ数 792
Cコード C3033
ジャンル:経済理論マクロ経済学
難易度 テキスト:初級

理論と実証のバランスを重視し、最先端の理論で経済問題を解き明かす。マクロ経済学を本当に理解したい学部上級、大学院生必携の決定版テキスト。
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/5250.html

【メモ】
・学部生から院生レベルに至るときのテキスト。
・原著初版は1996年刊行。
・2018年には第5版が出ている。

【目次】
序論

第1章 ソロー成長モデル
1.1 経済成長に関する基本的事実
1.2 諸前提
1.3 モデルの動学
1.4 貯蓄率の変化がもたらす影響
1.5 量的なインプリケーション
1.6 ソロー・モデルと成長理論の中心課題
1.7 実証面での応用
1.8 環境と経済成長
演習問題

第2章 無限期間モデルと世代重複モデル
  パートA ラムゼイ=キャス=クープマンズ・モデル
2.1 諸前提
2.2 家計と企業の行動
2.3 経済の動学
2.4 厚生
2.5 均斉成長経路
2.6 割引率低下の効果
2.7 政府支出(購入)の効果
  パートB ダイヤモンド・モデル
2.8 諸前提
2.9 家計の行動
2.10 経済の動学
2.11 動学的非効率性の可能性
2.12 ダイヤモンド・モデルにおける政府
演習問題

第3章 新成長理論 
  パートA 研究開発モデル
3.1 枠組みと諸前提
3.2 資本のないモデル
3.3 一般的ケース
3.4 知識の性質とR&Dに対する資源配分の決定要因
3.5 知識蓄積型モデルにおける内生的貯蓄:一例
3.6 知識蓄積型モデルと成長理論の中心課題 
3.7 実証面での応用:紀元前100万年以来の人口増加と技術変化
  パートB 国家間所得格差 
3.8 人的資本の導入によるソロー・モデルの拡張
3.9 実証面での応用:国家間所得格差の説明
3.10 社会的基礎資本
3.11 生産・防衛・略奪のモデル
3.12 成長率の格差
演習問題

第4章 リアル・ビジネス・サイクル理論(実物的景気循環理論)
4.1 序論:経済変動に関するいくつかの事実
4.2 変動に関する諸理論
4.3 リアル・ビジネス・サイクルの基本モデル
4.4 家計の行動
4.5 特殊ケースのモデル
4.6 一般の場合におけるモデルの解
4.7 インプリケーション
4.8 実証面での応用:産出量変動の持続性
4.9 実証面での応用:リアル・ビジネス・サイクル・モデルのカリブレーション
4.10 拡張と限界
演習問題

第5章 経済変動に関する伝統的なケインジアンの理論 
5.1 総需要
5.2 開放経済
5.3 賃金と物価の硬直性に関するさまざまな仮定
5.4 産出量とインフレ率のトレードオフ
5.5 実証面での応用:貨幣と産出量
5.6 実証面への応用:実質賃金の循環的な動き
演習問題

第6章 名目値調整の不完全性に関するミクロ経済学的基礎 
  パートA ルーカスの不完全情報モデル
6.1 完全情報の場合
6.2 不完全情報の場合
6...

続きを読む

2020年5月15日

著者:李光洙
訳者:波田野節子
定価:1,800円+税
出版年月日:2020/06/10
ISBN:9784582769043
版型:B6変 480
未刊・予約受付中
https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b509771.html

2020年5月14日

読書状況 読みたい
カテゴリ 9X3.小説・物語
ツイートする