幼少からイギリス在住の作家のブッカー賞(イギリスの芥川賞?)受賞作.映画「日の名残り」にもなっている.ダーリントン卿に仕えた執事スティーヴンスが5日間の休暇をもらい,田園地帯を旅する中でかつての思い出を回想する.プロフェッショナリズムとはなにか,が通底するテーマ.いかにもイギリス的なユーモアもふんだん.ミス・ケントンとのやり取りが切ない.まさに名作.
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カテゴリ:
海外文学_欧州
- 感想投稿日 : 2005年6月22日
- 読了日 : 2005年6月22日
- 本棚登録日 : 2005年6月22日
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