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著者 :
  • 集英社 (2004年10月26日発売)
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本棚登録 : 387
感想 : 70
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神さまの手から零れ落ちた、19の小さな奇蹟。
妖精の足跡、神聖なる生春巻、無人島で幻の音楽を聞き続ける男――強靱かつ豊かなイマジネーションで世界を19の物語に結晶。『アラビアの夜の種族』『サウンドトラック』の著者が紡ぐ掌編集。
集英社サイトより

***

村上春樹っぽいなと思って読み終え、著者が氏のファンだと知って納得。
悪くはないけど、好みでもないかなぁと思って読了。
かといってただの雰囲気小説、と言って流してしまうには、あとから結構印象に残っているシーンが映像的にあった(演劇を書いていた経歴も感じ取れる)。
さらっと書いてあってさらっと読めるけど、ふとした折に読み返したり思い出したりするのかな。

特に好きだったのは
・あたしはあたしの映像のなかにいる
・台場国、建つ
・鳥男の恐怖
・さよなら神さま
・ぼくは音楽を聞きながら死ぬ
…閉じこもる話ばかり…?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 帯出
感想投稿日 : 2013年3月12日
読了日 : 2013年3月11日
本棚登録日 : 2013年3月9日

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