ドン・キホーテ 前篇1 (岩波文庫 赤721-1)

  • 岩波書店 (2001年1月16日発売)
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17世紀に書かれた、現代で言う「なりきりヒーロー」的になってしまった下級貴族のオッサンの話です。「主人公の自意識や人間的な成長などの「個」の視点を盛り込むなど、それまでの物語とは大きく異なる技法や視点が導入された~」新スタイルの小説だとか。

キャラ別の個性がわかりやすく、展開も当時なりのギャグストーリーが展開されている。現代のギャグマンガにも共通点は多いと思った。
また面白いのは、作者のセルバンテスが物語の語りにたまに登場したり、原作者じゃないように扱われたり、妙な遊び心まで含まれているとこ。現代の小説では見たことがない。

全巻読破までは時間がかかりそうだけど、今のとこ一番好きなキャラ(が言えるのも、個性的なキャラが多いから。)は、従者のサンチョ・パンサ。だまされてついてきた上にドン・キホーテの奇行でひどい目に合わされ続けているのに、妙に面倒見がよかったり結局冒険を楽しんでるようだし・・何か微笑ましいキャラです。

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感想投稿日 : 2012年3月15日
本棚登録日 : 2012年3月15日

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