貸してくれる人があって読んだけど、シリーズ二作目だった(笑)
幕末に、有名な人たち(坂本龍馬とか田之助とかね)と関わった芸者のお話。
立派な芸者なのに、密かに枕を交わした相手の紋を身体に刻むという設定。
この時代のお話ってたくさん出ているし、坂本龍馬とちょっと恋仲みたいな設定もベタだし、食傷気味。
さほど目新しいこともなく、別にこれ有名な人たち相手って設定じゃなくてもいいんじゃないの?と感じる。むしろ、有名な人たち相手だから成り立つのかな。
主人公に、これだけいろんなすごい人たちと渡り合えるほどの魅力も感じなかった。すごいと思えたのは刀の目利きのくだりくらいかな。
わたしはシリーズを追うほど気に入りはしなかったが、
幕末の雰囲気が好きとか、芸者の世界が好きとかいう人なら、軽く読めるちょっと色っぽい小説として楽しめるだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2011年8月30日
- 読了日 : 2011年8月25日
- 本棚登録日 : 2011年8月25日
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