言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

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本棚登録 : 3003
レビュー : 414
著者 :
mrhさん 社会,文化,歴史,政治   読み終わった 

人類進化論の視点で、研究データをもとにした遺伝と環境における社会的な影響について書かれている。馬鹿や犯罪は遺伝するのか、親の収入と子供の学歴の関係など知能格差についてや、美人とブスの経済的格差、人種や性についても触れており、幅広く詳細且つ明瞭で素人にも分かりやすい。「分かりやすい」が「抵抗無く受け入れられる」内容かは個人により異なると思う。著者自身そこは前提とし、オブラートに包めない内容だからこそ文体に気を配っている印象。冒頭から「最初に断っておくが、これは不愉快な本だ」とあり、本文にも幾度となく「不愉快に思うひとがいるかもしれないが」「抵抗があるかもしれないが」といった記述が多い。もしも実際に公的な場所で著名人が話したり、教育の場で親や教師が話すとバッシングを受けるような「社会的タブー」とされる内容が大半を占めている。けれども個人的にはとても興味深い話ばかりで全く抵抗無く、寧ろとても楽しめたし納得できた点も多々あった。軽々しく人に「言ってはいけない」ことだからこそ、多くの人に読んで欲しいと思えた。

レビュー投稿日
2018年3月18日
読了日
2018年3月18日
本棚登録日
2017年2月12日
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