フランク・キャプラ監督の『ポケット一杯の幸福』のオマージュ、ということ。
「幸福の薔薇」
ストーリーは、これまでのものと比べれば、多少の無理はあるものの、まだ安定しているほうかもしれない。
そして、アクションシーンは、息もつかせぬ大迫力。
カフェでの乱闘シーン、美しいです。
ここだけ、何度も何度も繰り返して見た。
そして、ラストのロープ・アクションも!
超人的で、あふれる才能にくらくらします。
ジャッキーのアクションは、素人目に見ても本当によく考えられており、小道具の使い方や生かし方、美しさやリアルさを追求しつつも、ユーモアを失わない。
帽子やカップ、ジャケットの扱いすら、くらっとくる。しびれる。
この殺陣指導(というか、アクション?)も、計算しつくされており、迫力や見せ方を意識しているところなども好印象。
ハートウォーミングなストーリー(ちょっと無理はあると思うけれど)だからか、それともジャッキーのお人柄が表れているのか、細部にわたり、温かい作品に仕上がっています。
真の悪人が一人も出てこないのがいい。
ジャッキーの明るく気さくなお人柄が伝ってくるようで、もう、めろめろになります。
これを監督・脚本・主演でするなんて・・・超人だよ。
本当に、本当に、生きていてくれて、よかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
DVD
- 感想投稿日 : 2011年10月11日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年10月11日
みんなの感想をみる