リーダーシップ入門

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2005年3月1日発売)
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感想 : 48
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リーダーシップについては、悩みはつきない。いろいろな試しては、うまくいったり、うまくいかなかったりである。

で、一応本もいろいろ読むのだが、リーダーシップ関係の理論書は概して退屈である。が、リーダーの自伝なんかを読むのも面倒だし、自分と違うスタイルの人の話しを読んでも、簡単に真似できるものでもない。

というときに結構便利なのは、金井先生が、翻訳や解説を担当されている本である。金井じるしを目安に何冊か読んでいるうちに、金井先生の考えも分かったような気がしていた。

で、改めてご本人による「リーダーシップ入門」である。

簡単にまとめると、リーダーシップは、「鑑賞」するようには学べない、「実践」を通じて学ぶのだ。ということをベースに、実践を通じて自らの「持論」を作って行く事が大切ということ。

なので、帯に書いてあるように「こうすれば部下はついてくる」という本ではない。もっとディープな本だ。

が、個人的に一番な納得したところは、リーダーシップに関するさまざまな理論を整理したパートだ。

リーダーシップは、いろいろな理論があって、どれが正しいのやら?何がどう違うのか、と結構、イライラするのだが、金井先生による、全てのリーダーシップ理論は、「成果」と「人間関係」の古典的な2軸で理解できるということ。

と言われてみれば、「そりゃ、当たり前だろう」という気もしなくないが、ちょっとコロンブスの卵的なまとめ方かな。

一旦、こういう風に理解したうえで、学者毎の違いというか重点の置き方を勉強していけば、理解しやすそうな気がしてきた。

最後に、リーダーシップに関する本がいろいろ紹介されていて便利ではある。

が、しばらくリーダーシップ系の本は、読まないかもね。

だって、本書のまとめにそれなりに満足したし、理論より、実践を通じた「持論」が大切ということなんで。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年5月2日
読了日 : 2009年11月23日
本棚登録日 : 2017年5月2日

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