脳の中の身体地図: ボディ・マップのおかげで、たいていのことがうまくいくわけ

  • インターシフト (2009年4月1日発売)
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「プルーストとイカ」につづいて、「脳科学のフロンティアシリーズ」の2冊目の本書を読む。

研究者ではなく、サイエンスライターが書いたせいか、とても、分かりやすいし、この分野のいろいろな話題が相互の関連性をもって、理解できる。

うーん、脳科学もほんとうにものすごく進んで、いろいろな事が本当に分かってきているんだね。

最近、脳科学関係の本が結構売れているみたいだけど、かなり旬なんだね。

科学がどんどん進歩することで、いろいろなことが分かって行く。と、人間とか、生命の不思議というのは、ある意味どんどん増して行く感じだ。

なんて、よくできているんだ。

といっても、神が創造したものとはとても思えないご都合主義のありあわせのモノを利用しながら、さまざまな高度な機能が実現しているわけなので、やっぱり進化のたまものなんだろうね。

私とか、自我は幻想でしかない。

でも、そうした幻想を感じる事ができる高度に発達した存在として、存在している。それこそがまさに奇跡なのだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年5月1日
読了日 : 2010年9月26日
本棚登録日 : 2017年5月1日

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