准教授・高槻彰良の推察5 生者は語り死者は踊る (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2020年11月21日発売)
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感想 : 61
4

おおぅ…
おおおぅ…
お、驚きの急展開…!

ついに、尚哉が子供の頃に迷い込んだ死者の祭りに「帰っていく」のだ。

この際、第一章の百物語の夜はすっ飛ばしてしまいまして、第二章についてだけ。

尚哉は、高槻と佐々倉と共に、嘘を聞き分ける耳になった「死者の祭」の真実を探るべく、長野の旧小山村に赴き調査をする。村は過疎化し、廃屋も多い。かつての祖母の家で出会った中村のじいちゃんは、尚哉の耳の異変に気づき、「帰れ!早く!」と追い払うように言う。
それでも調査を続ける一行。広場に青い提灯が吊るされる中、境内の石段を下りる途中で尚哉の耳にたくさんの声が聞こえてくる。石段を踏み外した尚哉は、助けようとした高槻と共に、死者の祭に足を踏み入れていた…。
取り囲む死者たちがこわい!いきなりホラーな展開。

中村のじいちゃんから明かされる村の祭のこと。
死人を管理する山神様に、生きている子供を連れて行かれないように、盆踊りを表と裏に分け、脈々と続けてきたこと。

高槻は、死に向かう道で、走馬灯のように過去の出来事を思い出していた。
しかし、突如彼に異変が起きるのだ。

"お前は思い出してはいけない。約束違反だ"

…今巻はすごい気になるところで終わりましたね!
健ちゃんも、いきなり目の前で二人が消えて、探しても探しても見つからないのは恐怖だっただろうな。しかもほっとした後にまた別のショックがくるし。

普段の高槻先生なら、「えぇー!僕本当に、本物の怪異に出会ったの?それを忘れちゃうなんて!」と歯噛みしそうだけど、さすがに事が事だけにそんなノリでは済まされないか?
次はついに、高槻先生の怪異に迫っていく内容になる気がする…!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2021年4月23日
読了日 : 2021年4月23日
本棚登録日 : 2021年4月23日

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コメント 4件

地球っこさんのコメント
2021/04/24

マリモさん、おはようございます♪

「百物語」は、わたしもマリモさんや彰先生たちと一緒で?心ここにあらずでしたわ。
なんてったって、今回は第二章がメインですものねー(*>∀<*)

それにしても健ちゃん気の毒でした。
ひとりで怖かったでしょうに……
健ちゃんの言ってた「借り作りたくねえ奴」って、怪異事件専門の頭の人のことですよね。
もう1巻からずーっと気になっていて、どこまで引っ張る。早く登場してほしいー!
でも女性だったらちょっとガッカリ……

マリモさんのコメント
2021/04/24

地球っこさんおはようございます。
5巻は本当に急展開!地球っこさんのレビューを読み直し、異界についての解釈にはなるほど!と思いました。沙絵さんが登場してくる繋がりがわからないですものね。

また出てきましたね、健ちゃんの「絶対借り作りたくねえ奴」!これから借りを作る伏線なんだろうなぁと思うのですが、借りを作るとしたら高槻先生ピンチのときしか考えられないし、ピンチになるとしたら異界に戻ってしまった時…?!
たぶん男性で、(全然違う作品から引っ張ると)東野圭吾のガリレオシリーズの湯川先生タイプのような、頭が切れるけど皮肉屋で、我が道行くタイプを勝手に想像しています(笑)
そろそろ出てきそうだし、楽しみですねー(〃ω〃)

地球っこさんのコメント
2021/04/24

マリモさん、そうそうそんな感じが好みです♡
あと細身で髪の毛がサラサラで切れ長の眼で、見た目は幸せな結婚の清霞みたいなの……笑
なんだろ、科学系で攻める感じ?それとも陰陽師系とか……!?
いやいやもっと妄想の上をいってほしい。

でもでも、そっか。
登場は高槻先生の大ピンチのときですよね。
この盛り上がりがどうか息切れせずに最後まで続きますように~

マリモさんのコメント
2021/04/24

地球っこさん
あら♡♡清霞系の切長の眼いいですねぇー♡
まだこちらのシリーズにいないイケメンタイプであるはずなので、ちょうどぴったりだと思います(イケメンは前提で!)。陰陽師系も面白そうー、清霞みたいに着物をさらっと着こなしてたりするのもいいですね!笑
6巻は来月発売のようですね。勢いが続いてほしいですね(о´∀`о)

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