ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)

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本棚登録 : 9964
レビュー : 1238
著者 :
マリモさん ミステリー   読み終わった 

謎めいた依頼を受けて鎌倉の古い家に出向いて行った大輔と栞子さん。
出迎えた車いすの女性は、今は亡き江戸川乱歩コレクターの愛人で、遺された金庫の鍵を開けてくれた者に、乱歩の膨大な蔵書全部を譲るという。
謎に挑む栞子さんの前に、10年前に失踪した母が現れる…

乱歩といえば、大ミステリー作家で、コナンくんの名前の由来。
という、「知識」と呼ぶにはおこがましすぎる前提知識しかない、乱歩にどつかれそうな私ですが、乱歩の作品がモチーフになっている謎が提示される、乱歩一色の第4巻も楽しめました♪
(もちろん、乱歩に関する知識がある程度あった方がもっと楽しめるのだと思いますが…。)
乱歩の作品だけでなく乱歩自身についての薀蓄もいっぱいです。

今回、ついに実物の母が登場です。
栞子さんよりクールで薄情なイメージの母だけれど、でもこの二人似てるよね…!
二人で乱歩に関する会話をしているときなんて、(栞子さんには不本意ながら?)活き活きしているのが伝わってきて。
栞子さんの母への嫌悪感は、子供を捨てて家を出た母への憎しみもあるだろうけれど、同族嫌悪も含まれているのだろうなぁ。

恋愛も動きだしました。
「乱歩<五浦+母への抵抗感」という微妙なパワーバランスを見せた栞子さんだけれど、栞子さんの五浦への気持ちはどれほどなのかなぁ。
今はまだ、「乱歩>五浦」なんじゃないかな、と思ったりも(←酷?笑)

レビュー投稿日
2013年3月14日
読了日
2013年3月12日
本棚登録日
2013年3月12日
7
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