シリーズ4作目。口から大量の小銭を詰め込んで殺害するという猟奇的な連続殺人事件が起き、比奈子ら猟奇犯罪捜査班のメンバーが謎を追う。
今回も哀しくて切ない事件。
人生の終盤に差し掛かった時に何を思うのか。比奈子と同じく、まだ想像もつかないし、何ひとつ心残りなく死ねるなんて幸せなことは滅多にないことだとは思う。それでも、太鼓屋のお婆ちゃんやシェアハウスの老人たちを見ると、悔いなく生きられたらと願う。
ドラマよりも人間関係が複雑で、より深く掘り下げられてる分、原作のほうが面白いと感じる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説・その他
- 感想投稿日 : 2016年11月22日
- 読了日 : 2016年11月22日
- 本棚登録日 : 2016年10月15日
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