ザ・ベストミステリーズ2011 (推理小説年鑑)

制作 : 日本推理作家協会 
  • 講談社 (2011年7月6日発売)
3.38
  • (5)
  • (22)
  • (39)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 133
感想 : 29
3

12人のミステリー作家のアンソロジー。個人的には、曽根圭介の「義憤」、早見江堂の「死ぬのは誰か」あたりが好き。ラストがぞっとする感じの鳥飼否宇「天の狗」も。

「人間の尊厳と八〇〇メートル」――深水黎一郎
人間の尊厳云々のくだりが長くて、正直途中で挫けそうになったけど、ラストは爽快
「原始人ランナウェイ」――相沢沙呼
原始人ってそういうことか…
「殷帝之宝剣」――秋梨惟喬
漢字が多くてちょっと取っつきにくいけど、面白い
「アポロンのナイフ」――有栖川有栖
少年犯罪の抱える問題を改めて提起する。悪いことだけど、ちょっと共感してしまう
「義憤」――曽根圭介
刑事としてはダメなんだろうけど、爽快な感じ
「芹葉大学の夢と殺人」――辻村深月
ダメ男と分かっていながら放っておけない。こういうイタイ女性を描くのが相変わらず上手い
「本部から来た男」――塔山郁
二転三転で面白かった
「天の狗」――鳥飼否宇
シリーズもの?ちょっとグロいというか恐いけど、個人的には好き
「死ぬのは誰か」――早見江堂
犯人は分かってるけど、被害者が分からないという面白い設定
「棺桶」――平山瑞穂
うーん、ちょっと分かりにくい
「橘の寺」――道尾秀介
これもシリーズもの?主人公・日暮と華沙々木、少女の関係がいまいち分からなくて、面白いけど乗り切れない感じ
「満願」――米澤穂信
面白い。けど、そんな動機で…?って思ってしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アンソロジー
感想投稿日 : 2013年3月13日
読了日 : 2013年3月13日
本棚登録日 : 2013年3月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする