タイトルのガウディの・・・と、イラストに惹かれたこの本。
中盤から、とんでもない世界に引きずり込まれていく、なんとも不思議な話。
今この世に存在しているということ。
どんな事態に巻き込まれようと、それは確かで、人はその間に何かをしたいと思っている。
いつか終わってしまう人生だから。
建築も同様。
未完成のサグラダ・ファミリア。
ガウディは、未完成にすることで、もしかしたら「永遠」を手に入れたかったのかもしれないなぁ。
な~んて。
この本は、1987年に初版が出ている。
インターネットも普及していない時代に書かれたことが驚きだ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年9月11日
- 読了日 : 2010年4月2日
- 本棚登録日 : 2010年9月11日
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