サッカー選手の中村俊輔へのインタビューを通じて、その時々のサッカーについての考え方や心情が書かれている。南アフリカW杯での苦悩や、マリノスに対しての思いなど、辛い部分もある。チームの在り方や技術の話など、サッカーの深淵にも触れることが出来る。ジュビロ磐田から横浜FCを新天地として移籍したが、やはり指導者としてマリノスに戻ってきて欲しい。

2019年8月12日

読書状況 読み終わった [2019年8月12日]

題名の通りで、アマチュアゴルファーが陥りがちな思考を紹介し、克服するヒントを文章と漫画で分かり易く解説している。

2019年8月12日

読書状況 読み終わった [2019年8月12日]

将棋の奨励会を退会した女性が、再びプロ棋士を目指すコミック。

2019年8月12日

読書状況 読み終わった [2019年8月12日]

ドイツ文学者の著者による、老いについてのエッセイ。

2019年7月21日

読書状況 読み終わった [2019年7月21日]

主人公の中学生が味噌汁の基本につい学んでいくコミック。

2019年7月21日

読書状況 読み終わった [2019年7月21日]

運用業界で経験豊富な著者によるバリュー投資の考え方を解説した本。複利思考の重要性から、企業の資本政策の妥当性を論じているのは参考になる。資本コストに多くのページを割き、分かり易い事例で説明している。「多くの投資家が目先の取るに足らないリターンのために、まるで同じ船に乗っているはずの企業から価値搾取に加担するような投資行動」に陥っていることを嘆く著者のスタンスが伝わってくる。

2019年7月21日

読書状況 読み終わった [2019年7月21日]

家や部屋の片づけを指導する主人公が、依頼人の根本的な問題を見抜き、前を向いて生きていけるように変化を促す小説。子を亡くした親の心情を描いた最後の短編は素晴らしい。

2019年7月14日

読書状況 読み終わった [2019年7月14日]

素晴らしい文章力で、冒頭から惹きつけられた。これまでとは違った読書の醍醐味を感じながら読み通した。四十歳になった男女の恋愛小説だが、世界が舞台で、歴史的な背景や、音楽の趣味嗜好について幅広い教養にも満ちている。特に、音楽の文章表現について感嘆する場面が多かった。「過去は変えられる」ことについても深い洞察で、最後の余韻もいい。

2019年7月14日

読書状況 読み終わった [2019年7月14日]

楽天でIR(投資家向け広報)担当を12年間つとめた著者の奮闘記。楽天の発展の経緯や、どのように機関投資家やアナリストなどに対峙してしてきたのかがわかる。

2019年6月22日

読書状況 読み終わった [2019年6月22日]

28歳の一人娘のために親婚活を始めた57歳の母親が主人公の小説。滑稽なシーンが連続するのが著者の小説の魅力だと思うが、この小説にも同様の面白さがある中で、結婚の本質を考えさせられる深い内容があるとも感じた。親同士が子供の代わりに見合いをする「親婚活」では、ほぼ条件をめぐる闘争になるが、入れ替わり立ち代わり登場する親たちのモデルはどうやって考えたり、ヒントを得たりしているのか創作の裏側も知りたくなる。すべての条件を超越する恋愛の威力について主人公が考えるシーンがあるが、その通りだと思う。

2019年6月22日

読書状況 読み終わった [2019年6月22日]

訪問診断医が13年間で多くの患者をその自宅で看取ってきた経験から、終末期の在宅医療の現場について所見を述べている。現代では少なくなった「自宅で死を迎えること」の難しさや、その原因を分析しているが、様々な問題が複雑に絡んでいることがわかる。また、現代の日本では、死が身近なものではなく、死に慣れていないことや、本人も家族も死期をうまく予想できないことなどを指摘している。看取った355名からのメッセージは、幸せな死について教えてくれているような気がする。

2019年6月14日

読書状況 読み終わった [2019年6月14日]

泌尿器科医が、おしっこの奥深い世界を紹介している。排尿のメカニズムを説明し、その上で「元気なおしっこ」で明るい人生を手に入れるための行動について述べている。

2019年6月1日

読書状況 読み終わった [2019年6月1日]

210年を超える歴史があるスイスのプライベートバンクとその投資哲学の紹介。今後の日本人が直面する課題を、インフレ、円安、少子化と想定しており、その論点は分かり易い。戦争やハイパーインフレといったさらに長いサイクルにおけるリスクに対しての処方箋も欲しかった。

2019年6月1日

読書状況 読み終わった [2019年6月1日]

スイスの作家による、よりよい人生を送るための思考法。52の具体的な思考の道具は、心理学研究、実践的な哲学、投資家の言葉などをベースにしている。行動すること、修正すること、SNSの評価から離れること、などはその重要性を再認識できる。「アプルーバル・シーキング・マシン」に陥りやすい現在人への警告など、納得する指摘も多い。 

2019年5月26日

読書状況 読み終わった [2019年5月26日]

大阪の貸金業を舞台にした社会派のコミック。かつてヒットしたオリジナルの続編で、新入社員だった主人公が管理職となり活躍している。部下との関係む含め、人間関係や貸金案件がかなり複雑化している。また認知症の老人も登場して時代を反映した作品になっている。ここでも、お金に絡んだ人間の醜さを滑稽に描いているが、自分のまわりでもお金を巡って醜い話をいくつも聞く。お金が負の人間性を引き出す事は否定できない。

2019年5月26日

読書状況 読み終わった [2019年5月26日]

なかなか衝撃的なタイトルだが、内容も歯に衣着せぬ表現で、現在の人口問題について分かり易く解説している。育児支援や保育政策が専門の大学教授が、現在の苦境を招いた原因を、政策対応を時代の経過とともに説明しながら、問題点を指摘している。バブル崩壊による経済の低迷と、政府が適切な対策が取られなかったことが致命症になったが、生まれない子供を気に掛けることは難しく、頭ではわかっていながら問題の本質を見ないようにした「無視」が「無子」をもたらしたのだろう。そもそも、どうやって人口減少社会を乗り切るかというビジョンがなく、人口増加をベースにした昭和の考え方をあきらめきれないところに問題の本質があり、微修正で場当たり的なことが繰り返されてきたのだろう。「平成は少子化が加速度的に進んだ時代として記憶されることになる」との著者の指摘は妥当だと思うし、令和はその影響をまともに受ける時代になり、諦めることが多くなると予想する。決して明るい新時代とはならない可能性が高い。この難局を乗り切る著者の提言も披露しているが、政策による実行は難しいだろう。それを理解した上で、個人で対策を講じるしかない。その覚悟を強固にしてくれる本と言える。

2019年5月26日

読書状況 読み終わった [2019年5月26日]

引きこもりの青年が、米作りに出会い、人間的に成長していく小説。「勝ち組」に属する人間の想像力の欠如を指摘する場面では、著者の人間の観察力を感じ、示唆することが多い。実際の絵画の作品と絡ませる著者の得意技も楽しむことが出来る。

2019年5月12日

読書状況 読み終わった [2019年5月12日]

女性が主人公の短編小説集。特にタイトルになっている二編の小説では、ぞくぞく感が抑えきれなかった。脚本家の清水氏の解説で述べられている「心の奥底に隠し持つ黒い塊を的確に探り当て、引っ張り出して白日の下に晒す」といった独特の湊かなえワールドを堪能することが出来る。

2019年4月21日

読書状況 読み終わった [2019年4月21日]

62歳で亡くなったサラリーマンが主人公の小説。娘が父親である主人公の足跡をたどる形で四国八十八カ所を巡るが、先入観や予断が繰り返し裏切られ、篠田節子の小説を読む喜びを感じる。主人公の大学時代の恋人が、人生の節目節目で現れ、彼女に接する主人公の価値観の変化がわかり興味深い。バブル崩壊や東日本大震災などの取り込み方に共感するところもあり、複雑で実に面白い。

2019年4月21日

読書状況 読み終わった [2019年4月21日]

最近、耳にすることの多い「ダイバーシティ・マネジメント」について、経営学部の教授がまとめている。ダイバーシティ・マネジメントの歴史や、どのように進めると企業の業績が向上するのか、またそれにはどのようなメカニズムが働いているのか、わかりやすく解説している。意外感のある「ダイバーシティ・マネジメント」のスタートの背景や、日本や米国のイノベーションの違い、米国でも西海岸と東海岸のイノベーションの違いなど、目から鱗が落ちる話も多く、勉強になる。

2019年3月30日

読書状況 読み終わった [2019年3月30日]

元横浜Fマリノスの中村俊輔が、現代サッカーをより深く、より楽しむための方法論を伝えている。戦術理解のポイントやセットプレーの観戦術などを、分かり易く解説している。プレーヤー個人の見方も面白く、イニエスタが図抜けている部分など、実際の映像で確認したいことも多い。中村俊輔がいかにサッカーが好きで、サッカーのことばかり考えているかがよくわかる。

2019年3月30日

読書状況 読み終わった [2019年3月30日]

新卒で信販会社に入社し、支払延滞顧客への督促を行うコールセンターに配属された筆者が、厳しい経験をしながらも、回収の独自メソッドを開発しながら奮闘してきた過程を本にしている。罵詈雑言を浴びせ続けられる過酷な労働環境の中で、自尊心をビルの下に埋め、「感情労働」による心の疲労を回復させることが容易ではないことを理解し、その上で「謝罪するプロ」に徹する筆者の自分のための意識転換など、敬服する行動は多い。男性観を含めて、人間を見る目が養われる職場である事も十分理解できる。

2019年3月20日

読書状況 読み終わった [2019年3月20日]

人気漫画家が60歳後の人生を身軽に豊かに過ごすために、必要なものを吟味しようと書いた本。友人の章は考えさせられる部分が多い。

2019年3月20日

読書状況 読み終わった [2019年3月20日]

労使関係の専門家が、現在の「物流危機」をもたらした原因を労働の観点から明らかにしている。ドライバーの過酷な労働環境や運送会社の苦労を再認識した。

2019年3月17日

読書状況 読み終わった [2019年3月17日]
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