終りに見た街 (小学館文庫 や 22-3)

著者 :
  • 小学館 (2013年6月6日発売)
3.62
  • (7)
  • (14)
  • (15)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 114
感想 : 20
4

この本が書かれた昭和50年代に暮らしていた家族が、昭和19年にタイムスリップする物語。戦時中の空気の中で、暮らしていく苦労が描かれているが、当時の風習や価値観がわかり興味深い。将来起こる事が分かっている家族が、昭和20年3月10日の東京大空襲を前にアクションを起すが、クライマックスに向かうシーンは手に汗握る。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年10月5日
読了日 : 2013年10月5日
本棚登録日 : 2013年10月5日

みんなの感想をみる

ツイートする