あのころはフリードリヒがいた (岩波少年文庫 520)

  • 岩波書店 (2000年6月16日発売)
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本棚登録 : 1073
感想 : 135
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もう声が出ない。
そういう本。

人生のどこかで絶対に読むべき本だと思う。

日常のなかにこんなふうに戦争が挟まれていくんだ、と背筋が冷える。
戦争がおこると、昼が夜になり、人間が化け物になる、という詩を思い出した。
人間はこんなふうに狂っていくんだ。集団の力とは恐ろしい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年8月14日
読了日 : 2019年8月14日
本棚登録日 : 2019年8月14日

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