人質の朗読会

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本棚登録 : 3024
レビュー : 622
著者 :
まるっつあんさん 小説   読み終わった 

あの出来事が自分にとってどんな意味も持っていたのか、価値があったのか。
よくわからない。
でも、思い出深い。
たぶん、大切な出来事。

…そういう感じの。
そういう感じの出来事が、人生にひとつあるって、
切ないけど素敵なことだな。

一番最後に収録されている「ハキリアリ」という作品は
人質ではなく、救助に携わった存命の人が書いた回想録なのだけれど
これが、ぐっときた。
この作品は、動きのある物語になっているし、
そこはかとなく生命力や希望を感じさせる。
「ハキリアリ」を読むと、突然、人質たちの作品とのコントラストが明確になり
「この人は生きている」「あの物語の人々はもういない」ということを実感した。

レビュー投稿日
2013年11月23日
読了日
-
本棚登録日
2013年11月23日
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