蜜蜂と遠雷

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本棚登録 : 10903
レビュー : 1432
著者 :
みわさん 小説   読み終わった 

個人的にはドーンと何かが起こって、しっかり解決する分かりやすい物語が好み。
なのに、何か大きな事件が起こったわけでも解決したわけでもないのに、最後のシーンにふと泣けてきた。
あー終わったってほっとした。
個人的には「タッチ」方式に、久々にジーンときた。笑

淡々とコンクールが進んでいく。
それぞれの物語があって、程よく交錯して、程よく距離がある。
亜夜、マサル、塵の音楽の神様に選ばれた3人。
明石、奏の才能ある、でもそっち側ではない人たち。
自分の物語と、誰かの物語によって、それぞれが立体的になる。
みんなが無垢な感じで悪意がないのも、読んでてやさしくなれる。

ピアノの音が聴こえてくる。ってのともまた違う。
でも映像は浮かんでくる。聴きたいって思う。
私もピアノはやってたけど、知識と想像力はとてもじゃないけど及ばなくて。
でも、単純にページ数も多いし、伝わってくる量が膨大で、あー処理しきれないかも・・・と思うんだけど、入ってくる。
ほとんどの人が知識がないであろうクラッシックやピアノのことをここまで深く描いて、
でもそれが多くの人に伝わるってすごいなって思う。
最初から最後まで音楽だけど、音楽小説じゃないんだな。

レビュー投稿日
2017年7月11日
読了日
2017年7月10日
本棚登録日
2017年7月11日
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