キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)

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本棚登録 : 3916
レビュー : 622
著者 :
marutinaさん 新書   読み終わった 

個人的に大注目のITジャーナリストが書いた新書。

キュレーションの時代、というのはつまり「目利きの時代」ということ。安土桃山時代に朝鮮の日用品だった井戸茶碗を珍重して、莫大な価値を生み出した利休のような感じ、と言えば分かり易いのかなぁ。それがSNSの発達によって、ビジネスのあらゆる階層部分で発生するという話が膨大なエピソードを元に語られる。でも、ちょっと美術方面の話が多いような気がした。作者の本分はITにこそあるわけだから、もっとそちら方面の面白いエピソードを詰め込んでいけば面白かったのに。

でも、重要なのはキュレーターをどうやって生み出すかだと思う。本にあったFoursquareのような仕組みは日本ではなかなか根付かないのではないかなぁ。知名度とオピニオンを持った人間が、埋もれている才能を掬い上げる、という構造は昔からあるし、これからも変わらないように思える。

レビュー投稿日
2012年4月11日
読了日
-
本棚登録日
2012年4月11日
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『キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)』のレビューへのコメント

猫丸(nyancomaru)さん (2012年4月11日)

「大注目のITジャーナリスト」
へぇ~指針になる人を見つけるコトが出来るか、どうかが成長の鍵なのかな~、と、フと思ってしまいました。

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